重ね煮コラム

緊急事態宣言延長!病院に行く前に!子供の不調に今すぐお家でできる手当て法

こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。

 

緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象地域と期間が拡大されました。ワクチン接種が進んでもなお、新型コロナウィルスの感染拡大は止まりません。連日、医療が逼迫しているとのニュースも耳にします。

 

これからの時期、季節の移り変わりによる気温湿度の変化、生活リズムの崩れ、運動不足が重なると体調を崩しやすくなります。特に小さいお子さんほど身体を調整する力が未熟なので、不調に繋がりやすくなりますが、なるべく病院へ行くのは避けたい、そう思うママも多いのではないでしょうか?

 

そこで、今日は、『病院へ行く前に今すぐお家でできる3つの手当て法』をお伝えします。

 

子供がお腹やのど、頭の痛みを訴えたり、熱が出たりしたら、、、

 

その時に備え、ぜひママに知っていただきたい内容です。

 

子供の不調を感じたら

1.食欲があっても食べる量を減らす。

2.油と砂糖を使ったお料理はお休みする。

3.葛を取り入れる。

 

一つずつお伝えしていきますね。

 

1.食欲があっても食べる量を減らす

食欲があっても、がポイントです。お子さんの場合は、体調が良くなくても食欲は落ちないことも多いです。そんな時、食べれば元気になるからと、精の出る食べ物、元気になる食べ物をと、しっかりお肉などを食べさせたくなってしまいます。 

 

が!これ、間違いなのです。

 

不調を感じるのは、身体が元へ戻そうと頑張っているから。お肉は、実は消化するのにパワーと時間が必要です。なので、より血液やエネルギーが必要になり、本来治したい箇所に十分な血液が回らなくなります。

 

人間は飢餓への恐怖心から食べなきゃ!と思いがちですが、私たちは本来は水と塩と穀物があれば、生命を繋げる生き物です。 食欲があったとしても、普段の食事の半分以下に量を減らしてみてください。その場合は、ごはんと汁物を中心に、おかずを減らすように心がけるといいです。

 

もし、食欲がない時は心配ではありますが、おかゆと梅干しで十分です。食べられるものを探してアイスクリームやゼリーを無理に食べさせようとしなくても水分をしっかり摂れていれば大丈夫なので、胃腸を休ませてあげてください

 

2.油と砂糖を使ったお料理はお休みする

調子の良くない時こそ、炒め物揚げ物甘いお菓子はお休みしましょう。

 

不調の原因は食べ過ぎ、つまり胃腸の疲れから来ることが多いです。なので、不調は身体からの「休んで。」のサインです。

 

私たちの腸は免疫をコントロールしています。その腸は実は砂糖を好みません。ですから、油や砂糖を摂ってしまうと身体が頑張って回復しようとしているところを邪魔することになってしまいます。身体が回復する力を上手に助けたいですね。

 

この2つを踏まえた上での

3.葛を取り入れる

葛が一家に一袋あれば安心です。 手当てにもお料理にも使えます。自然食品店で確実に手に入れることができます。「本葛100パーセント」のものを選ぶようにしてください。本葛とは、葛の根からとったでんぷんです。

 

市販の葛根湯と言われる風邪薬、ご存知の方が多いと思います。実はこれにも葛が使われています。

 

この葛は沢山の力があります。
汗を出すのを促したり、おなかの調子を整えたり、血液をきれいにしたり、炎症をおさえる力を持っています。

 

これを使って葛湯を作ってみてください。作り方は簡単です。

 

基本の葛湯の作り方

1.小さな鍋に小さじ1〜2くらいの葛に対して湯のみ1杯分の水を入れて5分くらい置きます。
2.その後、火にかけながら混ぜます。
3.透明感ととろみが出たら食べられます。
*小さなお子さんの場合は、りんごのすりおろしを入れたり、少量の蜂蜜や米飴で甘みをつけてもいいと思います。
*葛湯をいただく時間は食事の前がおすすめです。

 

不調の症状は一つだけでなく、お腹が痛い、のどが痛い、熱があるなどいくつかの症状が重なっていることが多いですが、「基本の葛湯」を知っていれば色々な症状に対応できるので、安心です。

 

自然治癒力を妨げないことが大切です

いかがでしたか?
今すぐできそうでしょうか?

 

普段からお子さんの様子をしっかり見てあげることが大前提ですが、それに加えて、この3つの手当てを知っていれば、慌てて病院へ行くことも少なくなってきます。

 

自分の身体を治す力は薬に頼らなくても本来自分の中に備わっています。これを自然治癒力と言いますが、それを妨げないことが大切です。満腹になるまで食べたり、揚げ物や甘いものを沢山食べると自然治癒力を下げてしまいます。 

 

季節の変わり目は不調が起きやすくなります。お子さんの調子が良くないと思った時に今日お話した3つの手当て法、ぜひ試してみてくださいね。

 

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この記事を書いた人
田島恵 重ね煮料理研究家/重ね煮アカデミー®代表

田島 恵
重ね煮料理研究家 / 重ね煮アカデミー®代表

鎌倉の重ね煮アカデミー®にて、野菜嫌いのお子さんやアレルギーのお子さんをお持ちのママ、料理が苦手なママに心身のバランスを整えるための知恵とレシピをお届けしています。

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