こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
毎日のごはん・おやつ作りに悩む、夏休み中の子供をお持ちのママへ。
昨日に続き、おやつに関するお話です。
昨日は、卵・牛乳・小麦のアレルギーを持つ子供に、果物・ジュースの摂り過ぎは要注意というお話をしました。★詳しくは、こちらをご覧ください。
夏休み中の子供のおやつ問題!卵・牛乳・小麦。アレルギーっ子のおやつは果物がいいですか?
今日は、
「果物、ジュースの摂り過ぎがダメなら、アレルギーっ子のおやつは何を食べればいいの?」
そんな疑問にお答えします。
子供のおやつ=甘いもの、ではありません
おやつ=軽い食事
アレルギーのあるなしに関わらず、おやつ=甘いものという習慣をつけないことが大切です。
おやつ=甘いもの
は、大人が作った勝手なイメージ。
子供の胃腸は未発達のため、一度に沢山食べることが出来ず、そのため4回食として、昼食と夕食の間のおやつが必要になってくるのです。なので、おやつ=軽い食事と捉えましょう。
アレルギーっ子のおやつはこれでOK!
おやつの具体例
おやつ=軽い食事と捉えると、おやつのハードルも下がりませんか?
例えば、このような感じでOKなのです^^
おにぎり、スープ、うどん、干し芋、焼き芋、とうもろこしなどをおやつに取り入れて、時にお団子や寒天ゼリーを特別感を持って出せるといいですね。
日々のごはんにハレとケがあるように、おやつにもハレとケを作ると「毎日手作りしなきゃ!」と負担に思う事もなくなりますよ。おにぎりならすぐに作ることができますし、スープやうどんは朝またはお昼に多めに作ったものでもちろん大丈夫です^^
12歳までの味覚形成が鍵
子供の味覚形成は12歳までに決定する、と言われています。それまでは身体と心の基盤を作る大切な時期。特に4~5歳くらいまでは、親が食べるものを判断して調整してあげられる時期です。
おやつ=甘いもの
の思考をやめて、必要なものをママが判断して、食の軸、身体の軸をしっかり作ってあげることが大切になります。
軸さえ出来てしまえば、ママも子育てが楽になりますよ^^
初めにお伝えしたように、これはアレルギーのある、なしに関わらず、言えることです。アレルギーのお子さんはアレルギー改善に、そうでないお子さんは免疫力の向上やアレルギー予防につながるのです。
「三つ子の魂百まで」と言いますね。〇〇ド〇ルドがハッピーセットでお子さん向け商品に力を入れるのもそのため。大人になっても、お子さんを連れて戻ってきてくれるからです。
そうは言っても、すでにスナック菓子やチョコレート食べてしまっているし、どうしようもない!と思ってしまったママへ。実は、我が家も「食べるものの質の大切さ」に気が付いたのは長男が3歳の時。甘いお菓子、ジュースは日常でした。バナナも常備食でした^^
おやつの習慣は変えられます!
甘いお菓子、ジュース、バナナのおやつが当たり前だった我が家。そんな我が家がどんなふうにおやつを変えていったのか、少しお話ししますね。
我が家の場合は、甘いおやつの割合を減らすことから始めました。外出時はいつもおにぎり持参。外出先でおにぎりを食べつくしてしまった時によくお世話になったのは干しいもです。家では、おやつの前におにぎりを1つ。
こんなこともしてみましたよ。
お皿におにぎり、いつものおやつを少し並べる。始めは市販のおやつでした。そこにベランダの草花を添えてみる。「おいしいおやつを作っているから待ってて」と言うと、長男は自分の両手で目隠しをして、楽しみに待っていてくれました。
ちょっとした工夫で普段のおやつが輝きます。お子さんの笑顔も輝きますよ^^
おやつは身体だけでなく、心の栄養となるものにしたいので、こういう楽しみ方もよかったら取り入れてみてくださいね。
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