こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
メルマガ読者さんから油に関するこんなご質問をいただきました。
良質な油はカラダにいいと聞きます。
いろんな種類の油が売られていますが、
家族の健康のために何を選べばいいですか?
オリーブオイル、えごま油、亜麻仁油・・・
ここ数年、いろいろな種類の油を見かけるようになりました。
どれも、「〇〇に効果的!」「〇〇が解消する!」など、カラダにいいと言われていますね。
では、たくさんある種類の中から、どの油を選ぶのが正解なのしょうか?
そもそも本当にカラダにいい油は積極的に摂るべきなのでしょうか?
今日はそんな疑問にお答えしますね。
油って私たちの体にとってどういいの?
油の選び方、摂り方とは?
今回質問をくださったメルマガ読者さんのように、油の選び方・摂り方に悩んでいるママは多いのではないでしょうか?
スーパーの油の棚の種類の多さに驚きますよね。醤油や塩よりも多いくらいです。
たくさんの種類がある中で、
良質な油といわれるものは、
何かしら効能がある油
(カロリーゼロやコレステロールを低下させる)
オメガ6系の脂肪酸が少ない油
(オレイン酸が豊富、またはオメガ3系の脂肪酸が多い)
です。
けれども、気をつけてください。
良質な油=積極的に摂取すべき油
ではありません。
確かに油の成分や性質に注目すると、カラダにいい、と言える部分もあるのですが、だからと言って積極的に摂るべきか、というと、そうではないのです。
その理由をお伝えしますね。
良質な油でも積極的に摂るべき「ではない」理由
私たち日本人の油の代謝能力は、
欧米人よりも
圧倒的に低いです。
なぜなら、日本人はもともと、油を使わず、水で煮炊きする民族だからです。
江戸時代に遡ると油は食用ではなく、灯りのための燃料として使われていました。食用として使われていたものは、「ひまし油」に代表されるように、下剤の役割が多かったのです。
同じ東洋人でも、中国のように油文化の国の民族は油の代謝能力が高く、日本人は代謝能力が低いのです。
ですから、意識して摂る必要はありません。
私たちは昔と異なり、食べ物が豊富にある時代、魚や肉、胡麻や米などの種子からもしっかり油を摂っています。
今は油の不足による不調は少なく
油の摂り過ぎによる不調やアレルギー、腸疾患が圧倒的に多いのです。
油の摂り方が変われば不調が改善
先ほどお伝えしたように、現代人の不調の原因の一つに、油の摂り過ぎがあります。
逆に言うと、油を控えた食事をすることで、不調が改善するのです。
油の摂り方が変わると
アトピーや喘息が改善された!
花粉症が楽になった!
便秘が治った!
疲れにくくなった!
と身体が変わります。
そして、油を使わずおいしく料理できるのが重ね煮なのです^^
★子供のカサカサ乾燥肌も油を控えることでよくなりますよ^^詳しくはこちらをご覧くださいね。
子どものカサカサ乾燥肌のかゆみ・かきむしり対策、良い油を摂った方がいいですか?
いかがでしたか?
毎日毎日の積み重ねは数ヶ月続くととても大きいのです。
もしアレルギーや不調で困っていたら、
油と砂糖を使わない重ね煮レターレシピの中から「まずこれ作ってみようかな」と、一品だけ作ってみてくださいね。
・一品作れたら、別のものも作りたくなる。
・また一品作れたら、重ね煮をちゃんと学びたくなる。
重ね煮アカデミーでは、そんなママたちが全国からオンラインで多数学んでいます。
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