こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
梅雨明けと同時に暑さがやってきました。
すでに各地で真夏日・猛暑日を記録し、熱中症のニュースも耳にします。
熱中症対策グッズや熱中症対策ドリンクなど様々なものが売られている、、にもかかわらず、増え続ける熱中症患者。
「日本が暑くなっている」「私たちが暑さに弱くなっている」?!
原因はそれだけではないようです。
今日は子供の熱中症の原因と対策について、お伝えします。
1、子どもの熱中症の原因は?
子どもは熱中症になりやすい
暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れたりすることが原因で引き起こされる「熱中症」。
特に体温調節機能が十分に発達していない子どもは、大人より熱中症にかかりやすいと言われています。
増え続ける熱中症・・・
その原因は「塩不足」
「健康のために減塩」と言われて久しいですが、もう一方では「熱中症予防に塩分」とも言われています。
一体どうしたら良いのでしょう?
実は、熱中症の原因は塩不足にあるのです。塩不足は、体内のミネラル比の崩れを引き起こします。
熱中症の原因となる「ミネラル比の崩れ」は食事で補うことができるのです。
例えば、こんなことが思い当たりませんか?
2、子供の熱中症に繋がる2つの食習慣
1、パンとヨーグルト、フルーツの朝ごはん
「子どもが好きだから」「朝は時間がないから」といった理由で、朝食はパン、というご家庭も多いと思います。
しかし、パンとヨーグルト、フルーツの朝ごはんではミネラルを補うことができないため、元気が出ない、調子が悪いという状態が起こり、夏バテや熱中症のリスクも大きくなります。
2、水分を一気飲みする
喉が乾いてから水分をがぶがぶとひと息に飲んでいませんか?
このような飲み方は、体液が薄まりミネラル比が崩れてしまいます。ミネラル比が崩れると熱中症のリスクが高くなってしまいます。
喉が乾いたと感じる前に、水分はこまめに飲んでくださいね。
いかがですか?
この2つが思い当たれば見直していきたいですね。
その上で、私たちが子供の熱中症を防ぐために気をつけたい2つのことをお伝えします。
3、子供の熱中症対策
1、「減らしたい」塩と「摂りたい」塩を知る
熱中症対策の鍵となる「塩」。
実は、塩ならなんでもOK!ではなく、「減らしたい」塩と「摂りたい」塩があるのです。
どういうことかと言うと、
私たちが減らしたい「塩」は化学的なミネラルを含まない精製塩。
コンビニやスーパーの惣菜、お弁当、スナック菓子に含まれる精製塩は、ミネラル比の崩れの原因となります。
反対に
摂りたい「塩」はミネラルを含んだ自然塩です。
日本の海から生まれた塩は私たちの身体のミネラル比を整えてくれるのです。
海水塩のミネラル比と私たちの身体の体液のミネラル比は同じ。
生命の神秘ですね。
どんな塩を摂るのか、是非意識してみてくださいね。
2、朝の汁物で塩分・ミネラルを補う
私たちは寝ている間にも大量の汗をかいて塩分を失っています。その量は700ミリとも言われています。
朝食でしっかりミネラルを含んだ塩を補いたいですね。
そのためには、「朝の味噌汁は医者いらず」と昔から言われるように、朝食に一杯のお味噌汁をいただくことをオススメします。
★熱中症対策、夏バテ予防に。
夏に美味しい「重ね煮味噌汁」レシピ
・トマト入り夏野菜のお味噌汁
・ナスやトマトがおいしくなる!夏の重ね煮豚汁
いかがでしたか?
熱中症対策グッズやドリンクを買うより前に、まずは朝のお味噌汁を生活に取り入れてみてくださいね。
そして、こまめな水分補給も忘れずに。
子どももママも、暑い夏を乗り切りましょう^^
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