こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
今年の夏は残暑が厳しくなるようです。
室内外の温度差に加えて、一日の中でも気温差の大きいこの時期は、自律神経の乱れから夏バテになりやすいと言われています。
今日は、子供が夏バテで食欲がない・・・どうしよう・・・とお悩みのママへ、食欲がない時に気をつけたい食べ方のポイントをお伝えします。
最後に、食欲がない子供も「お代わり!」とうもろこしごはんのレシピもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね^^
子供の夏バテ、食欲が落ちていませんか?
エアコンの効いた室内と蒸し暑い室外の温度差に加えて、一日の中で朝晩の気温差が大きいこの時期は、寒暖差に身体が適応できずに自律神経の乱れることで、夏バテと総称されるさまざまな不調を引き起こします。
夏バテの代表的な症状の一つである食欲不振も、自律神経が乱れから胃腸の働きが弱まることが原因で起こります。自律神経の働きが未熟な小さい子供はその影響をより受けやすいので、なんだか食欲がないということも多いかもしれません。
これ気をつけて!
食欲がない時の食事のポイント
夏バテで食欲がない、食事をしっかり摂れていないということが続くと、身体はエネルギー不足の状態。なので、夏バテ解消のためには、しっかりと食べてエネルギーを補給する必要があります。
ここで気をつけたいのが、暑いからといって体を冷やす物ばかりを食べたり、単にたくさん食べたりすればいいというわけではない、ということ。押さえるべき食べ方のポイントがあるのです。
1.食べ過ぎない
「体力をつけるためにも、たくさん食べなきゃ」と無理してしまうと、夏バテで弱っている胃腸にさらに負担をかけてしまいます。消化に良い食事を適量いただくのがポイントです。
2.冷たいものを控える
「暑いから」「食欲がない子供も食べるから」と、冷たい食べ物を食べる機会が増えていませんか?アイスクリーム、ジュース、素麺や冷やし中華など、冷たい食べ物も胃腸に負担をかけてしまうので、夏バテをしている時には極力控えたいですね。
3.油と砂糖を控える
油と砂糖も胃腸に負担をかけるもの。油と砂糖を使わない、消化に良いメニューを心がけましょう。
4.糖質を摂る
糖質は暑さで疲れた身体を癒し、英気を与えてくれます。糖質=でんぷん質。お米などの穀物、芋類や豆類のことを指します。特に穀物は私たちの身体を作るため、生命活動を維持するための栄養素をしっかり含んでいます。夏バテの時こそ、穀物をしっかり食べるようにしましょう。
5.お味噌汁を飲む
「暑いから」とお味噌汁を敬遠していませんか?
ですが、夏こそお味噌汁がおすすめ!汗と一緒に流れ出た塩分、ミネラルを補うことで夏バテ・熱中症を予防する効果があるのです。また、カリウムを多く含む夏野菜をたくさん入れたお味噌汁なら、身体の余分な水分を排出する効果があり、夏バテによるむくみ・身体のダルさを軽減してくれますよ。
食欲がない子供も「お代わり!」
とうもろこしごはんのレシピ
お米も、とうもろこしも、糖質がたっぷり。消化にも良いので、夏バテで胃腸が弱っている時のエネルギー補給にぴったりのメニューです。甘くてジューシーなとうもろこしが入ることで、食欲がないお子さんにも食べやすくなりますよ^^
さらに、とうもろこしにはカリウムが豊富に含まれているので、夏バテ症状の一つである身体のむくみを解消し、ダルさを和らげてくれるという嬉しい効果もあります。
それでは、レシピをご紹介します。
材料
米 2合
とうもろこし 1/2本
水 お米の1.1〜1.2倍量
しそふりかけ 適量
作り方
1.浸水しておいた米に、粒を外したとうもろこしの実と芯を入れて炊く。
2.炊けたら、とうもろこしの芯を除き、さっくり混ぜる。
3.器に盛り、しそふりかけをふっていただく。
ポイント
☆とても簡単!子供は大好き♡重ね煮アカデミーの生徒さん、お子さんの中にもファンが多い一品です。
☆とうもろこしの芯を一緒に炊くことで、ごはんにもしっかり甘みが出ます。
☆とうもろこしとしそふりかけの組み合わせ。意外なマッチングですが、とても美味しいのですよ^^
☆おにぎりにしてもよし。お子さんのおやつによし。
☆もちろん土鍋でも美味しく作れます。
いかがでしたか?
食欲がないお子さんには胃腸に負担をかけない食事でエネルギーを補うことが大切です。とうもろこしが旬のうちに、ぜひ「とうもろこしごはん」を作ってみてくださいね!
★夏バテ・熱中症対策には、こちらのとうもろこしレシピもおすすめです^^ぜひ合わせてお読みください。
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