こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
子供たちの夏休みが始まりましたね!
一緒にいられる時間が増えて嬉しい反面、毎日3食のごはん作りにお悩みのママも多いのではないかと思います。
★こちらのブログで夏休みのママお助けレシピをご紹介していますので、ぜひご覧ください^^
・重ね煮で簡単10分レシピ「鶏そぼろ丼」夏休みのママが気になるお昼ごはんをお助け!
・同じ材料、同じルーでも重ね煮カレーは味が違う!
また、3食のごはん以外にも、意外と頭を悩ませるのが子供のおやつ問題ではないでしょうか?今日は、おやつに関するこんな疑問にお答えしたいと思います。
「子供が卵、牛乳、小麦のアレルギーを持っている場合、おやつには果物をあげれば良いでしょうか?」
アレルギーの子供のおやつには果物!?
卵、牛乳、小麦のどれか一つにアレルギーがあると、市販されている食べられるおやつの幅はグンと狭まります。
ママの対処法として多いのは、代わりに果物や有機の100%ジュースをおやつにすることですが、実はこれ、気をつけていただきたいことなのです。
毎日バナナをあげるママもいますね。
(私も長男の子育て中はバナナ必携でした。)
「食べられないもの、反応が出るものを避ければ、あとの食品は食べても平気」
と考えているママも多いようですし、実際に、そう指導されている場合もあるようです。
アレルギーのお子さんは、腸が弱いのが第一の原因。
腸が弱いため、免疫機能が上手く働かなかったり、食べたものが未消化のまま体内へ入ることでアレルギー反応を起こすのです。腸の環境を整えることを大切に考えていただきたいと思います。
「腸内環境を整える」とは?
腸内環境を整える=ヨーグルトや食物繊維を摂る、と新たに食品をプラスするのではありません。
反対に
腸内環境を悪くするものを減らす
という考え方に切り替えていただきたいのです。
腸内環境を悪くするもの
腸内環境を悪くするもの=甘いもの、油脂、たんぱく質を多く含むもの、です。
そうすると、
白砂糖をいっぱい使った和菓子は
卵、牛乳、小麦不使用だけれども
やめておこう
とか、
お肉は脂肪分、
たんぱく質共に多いので
食べ過ぎないように気をつけよう
とか、判断ができるようになりますね。
果物は腸内環境を悪くする?
日本の果物は甘みが強いのが特徴。つまり、果糖(=糖分)を多く含んでいます。消費者が甘さを求めるあまりに品種改良が進んだことが原因とも言われています。
毎日果物を食べると、
食べる量によっては、より腸に負担をかけることになりアレルギー改善からは遠のきます。
100%なら安心、
オーガニックなら安心
とジュースを飲むのもどうでしょう?
自宅でジュースを作ると、1杯のりんごジュースを作るのにどれだけのりんごが必要か、みかんジュースを作るのにどれだけみかんを絞るか。思い浮かべると、糖分の多さに納得いただけるかと思います。
「じゃあ、アレルギーの子供は果物も食べてはいけないの?」
ここまでお読みいただいて、そのように思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはありません。
あくまでも、「果物なら大丈夫」と思い込み、たくさんの量を食べさせてしまうことがアレルギーの改善から遠ざけてしまう原因になりかねない、ということ。
重ね煮では、旬の食材をいただくことを大切にしています。果物も、日本に昔からあるもの。そして、旬のものを、適量楽しんでいただきたいですね^^
果物は毎日食べるものでなく、時々楽しむもの。
そう捉え方を変えるだけで、子供の健康を守ることができるのです。
明日は、
「アレルギーっ子のおやつ、何を食べればいいの?」
という疑問にお答えします。どうぞお楽しみに^^
次の記事はこちら
【夏休み特集】アレルギーの子供でも大丈夫!卵・牛乳・小麦不使用の安心おやつ
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