朝晩の冷え込みが深まり、空気の乾燥を感じ始める秋。
のどや肌の乾燥が気になったり、冷たいものよりも温かいものがおいしく感じられたりする時期です。
季節が変われば、食べ方も少しずつ変えていきましょう。
秋に旬を迎えるのは、さつまいもや里芋、栗、かぼちゃなど、自然な甘みとでんぷん質を含む食材です。乾燥が気になるからと、水分だけをたくさん飲むのではなく、旬の食材を温かい汁物にして食べることも、秋に大切にしたい食べ方のひとつです。
秋は、米・芋・豆を食卓に
秋は、米や芋、豆などが実りを迎える季節です。
昔から食養生では、「秋は糖質を盛れ」と言われます。ここでいう糖質とは、砂糖を使った甘いものではありません。お米やさつまいも、里芋、かぼちゃ、豆など、自然な甘みを持つ食材のことです。
陰陽の観点から見ると、米や芋、豆は、陰にも陽にも大きく偏らない「中庸」に近い食材です。朝晩は冷え、空気も乾燥してくる秋。気候が揺れ動く季節だからこそ、中庸の食材を毎日の食卓に取り入れることを大切にします。
さつまいもやきのこなど旬の野菜を重ねて煮る「重ね煮味噌汁」なら、だしを使わなくても、野菜のうま味と甘みが汁全体に広がります。
切って、重ねて、火にかけるだけ。
忙しい日にも作りやすい、さつまいもの重ね煮味噌汁をご紹介します。
さつまいもの重ね煮味噌汁
【材料と作り方】
鍋の上から順に
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味噌 60g
油揚げ 1/2枚
ごぼう 20g・・・ささがき
人参 25g・・・いちょう切り
たまねぎ 60g・・・うす切り
さつまいも80g・・・半月切り
きのこ 60g・・・ほぐす
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水 3カップ
ねぎ1本・・・小口切り
1.鍋にきのこを一番下、順にさつまいも、たまねぎ、人参、ごぼう、油揚げ、味噌と材料を重ね、分量内の水をひたひたまで入れて、フタをして火にかける。
2.沸騰したら弱火にし、材料がやわらかくなるまで煮る。
3.残りの水を加えて味をととのえ、ねぎを加える。
【今日のポイント】
☆きのこは、えのきだけ、まいたけしめじなどお好きなものを入れてくださいね。きのこがないという場合は、こんにゃくやわかめでも代用できます。
さつまいもの甘み、ごぼうやきのこのうま味、味噌の風味が重なり、だしを使わなくても、味わい深い味噌汁になります。季節の変化に合わせて、旬のものを、食べやすい形でいただく。特別なものを加えるのではなく、毎日のごはんと味噌汁から季節に寄り添うことを、重ね煮では大切にしています。
