こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
夏の終わりは
体調を崩すお子さんが増えます。
病院へ行くほどではないけど
咳が出る
食欲が出ない
朝起きにくい
お腹が痛い
という不調はないですか?
それは、私たちの身体が
季節とうまくバランスを取れないため。
毎日の気温や湿度の変化を
感じながら
私たちの身体も
調子を整えていくのです。
小さなお子さんほど
調節機能が出来上がっていないので
特に変化を受けやすいです。
学生の頃、
制服の衣替えまでの移行期間が
あったのを覚えていますか?
夏から秋へと
気温も湿度も下がるこの時期に
気を付けたいのは冷えと乾燥。
いつまでも
トマトやきゅうりの生野菜サラダ
氷を入れたジュース
アイスコーヒー
冷たい麺類
を食べていると
大きな不調に繋がります。
間もなく2学期も始まる
今だから。
秋の食べ方に
スイッチを少しずつ
切り替えていってくださいね。
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秋の食べ方とは?
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昔から
「秋は糖質を盛れ」
と言われています。
秋においしくなる食材といえば、
さつまいも、じゃがいも、
もう少しすれば
新米、新豆も出てきますね。
これらの糖質は
身体の内と外から乾燥を防いで
潤いを保ってくれます。
この時期
糖質制限なんてしていたら
カサカサしちゃいます。
また、
陰陽の観点からみても
いも類、穀物は中庸のもの。
中庸の食材には
夏の暑さで疲れた身体を
癒してくれる力もあるのですよ。
しっかりごはんを食べましょう!
そのうえで
私がぜひ食べていただきたいのは
やはり「重ね煮味噌汁」。
ちょっと疲れているな、
食欲がないな、
と感じた時こそ
食卓へ上げてくださいね。
それでは、
レシピをご紹介しますね。
秋の重ね煮味噌汁
【材料と作り方】
※鍋の一番下がきのこ
一番上に味噌を重ねます。
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味噌 60g
油揚げ 1/2枚…細切り
ごぼう 20g…ささがき
人参 25g…いちょう切り
たまねぎ 60g…うす切り
さつまいも 80g…半月切り
きのこ 60g…ほぐす
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水 3カップ
ねぎ 1本…小口切り
1.鍋に図の順に材料を重ね、
ひたひたの水を加えてフタをして
中火にかける。
2.湯気が出たら弱火にし、
野菜がやわらかくなれば、
残りの水を加えて味をととのえる。
3.器に盛り、ねぎを散らす。
☆さつまいもはかぼちゃやじゃがいもに
置きかえてもおいしくできます^^
☆キノコはこんにゃくやワカメに
置きかえてもいいですよ^^
季節の変わり目は
大切にしたい時です。
養生してお過ごしください。