インフルエンザが大流行していますね。
予防接種をしているのに、
毎年インフルエンザにかかる子供
反対に、
予防接種をしなくても
かからない子供。
インフルエンザにかかると
高熱が数日続き、
グッタリしてしまう子供、
一日で下がり、
ケロリと治ってしまう子供。
一体何が違うと思いますか?
うちの息子たちは、
予防接種はしていません。
けれども私の記憶では10年以上
インフルエンザにかかっていません。
もしかすると
かかっているのかもしれませんが、
3日以上高熱が続く、
ということがないので、
それと気が付いていない状況だと
思います。
重ね煮アカデミーの生徒さんのお子さん、
この冬インフルエンザに罹ったお二人
の様子をご紹介しますね。
おひとりは中学生の男の子。
熱が高かったので、
抗ウィルス薬をお断りし、
手当てのみ。
熱が一日で下がりました。
おふたりめは幼稚園の女の子。
「熱が高くてつらそうです。
どんな手当てをしたらいいですか?」
その時点で39度超えの熱。
ツライですよね。
手当ての方法をお伝えすると、
「家にあるもので出来そうです。
少しでもラクにしてあげたいので
手当てをします。」
晩に連絡をいただきました。
「やはりインフルエンザでした。
梅醤とおかゆ、葛湯の手当てで
様子をみたのですが
驚くほどの回復力で
もう熱が下がりました。
タミフルも解熱剤も
必要なしでした。」
いかがでしょうか?
インフルエンザに罹っても
この回復力。
幾度かお伝えしていますが、
免疫力、自然治癒力が違うのです。
私は予防接種がいけない
タミフルがいけない
とやみくもに
言っているのではありません。
本来持っている免疫力、自然治癒力を
しっかり出せるようにすると
必要がなくなるのです。
免疫力、自然治癒力を出せる身体とは
しっかり出せる身体。
ウィルスが入ってきた時に
熱や尿、便、汗、咳や鼻水という形で
しっかり排泄できる身体です。
普段から
ちょっとした鼻水や咳を
薬で止めてしまっていると
出しづらい身体になってしまうのです。
そして、
その免疫力を司っているのは腸。
腸は免疫機能の7割を
担っています。
腸が健康な子供は
風邪をひきにくく、
たとえひいてもすぐに回復します。
反対に
腸に負担がかかる食事の多い子供は
しょっちゅう風邪をひき
インフルエンザなどの流行の風邪に
必ずかかってしまう
という事態が起きてしまうのです。
中庸に調和された重ね煮
を毎日の食事の中心と
している子供は、
軸がしっかりしているため
風邪をひきにくく、
ひいてもすぐ治る。
反対に
お肉、乳製品たくさん
野菜は少しだけ、
生野菜なら食べられるといった
陰陽両極端の食事をしている子供は
毎年インフルエンザに罹り、
治りが遅く
薬のお世話になってしまう
という差があらわれていること
を感じています。
自身が持つ免疫力、自然治癒力は
「食」を整えることから始まります。
「食が変われば舌が変わる、
舌が変われば身体が変わる」