秋風が時に冷たく感じられる時節に
なりました。
夏から秋。
季節は陽性から陰性へと
変化していきます。
私たちも
夏の装いから秋の装いへと
洋服や靴のデザイン、
色合いも
変化させますね。
移りゆく季節に寄り添って
健康に過ごすには
身体の外側だけでなく内側から、
すなわち食べるものも変えていく
必要がありますね。
夏と同じものを食べていては
なんとなくだるい
やる気がおきない
目まいがする、という
秋バテ症状を起こしてしまいます。
今日は、
この時期だから気を付けたいこと
「秋の食養生」についてお話したいと
思います。
昔から
「秋は糖質を盛れ」
と言われます。
糖質とはでんぷん質のこと。
秋は、
米、豆、じゃがいも、さつまいも
のでんぷん質豊富な作物が実る時期。
新米、新じゃがが美味しいですよね^^
これらの食材は
陰陽で見ると中庸のもの。
夏はトマト、ナス、きゅうりなどの
陰性の食材を摂って
身体を冷やすのを
手伝ってもらってきました。
肌や喉、鼻が乾燥しやすくなる秋は
身体に潤いと英気を与えてくれる
糖質をたっぷり摂ってください。
秋風を感じられるようになっても
素足にサンダルは履きませんよね?
それと同じ。
いつまでも生野菜や冷たいもの
を食べるのはやめて
秋の食材を少しずつ
取り入れていきたいですね。
季節に合わせて、
食材、食べ方を変えていくことで
私たちの身体も季節の変化に対応しやすく
なります。
特にここ数日のじめじめしたお天気の時は
身体の中にも湿がこもりがち。
冷たいものを摂っていると
体内から湿が出にくく、
ぜんそくやアトピーのある方は
症状が出やすくなります。
温かいものを摂るようにして
体内のめぐりを良くしてくださいね。