こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
夏が終わり、秋の訪れを感じる今日この頃。
行楽シーズン、運動会シーズンがこれから本格的にやってきますね!毎日のお弁当作りに加えて、遠足のお弁当や運動会のお弁当など、特別な日のお弁当作りを控えている、というママも多いのではないでしょうか?
愛情をこめて作ったお弁当を子供に安心して食べてもらうために、今日は、傷みにくいお弁当作りの4つのコツをお伝えします。
秋に意外と多い!?
お弁当の食中毒に気をつけましょう!
食中毒やお弁当の「傷み」が気になる季節として、真っ先に思い浮かぶのは、温度も湿度も高い夏ですよね。
でも、実は意外と多いのが、秋のお弁当の食中毒。夏が終わって涼しくなってきたから、と油断はできないのです。
なぜ、秋にお弁当の食中毒が多くなるのでしょうか?
理由は2つあります。
秋にお弁当の食中毒が多くなる
2つの理由
①身体の疲れにより体力・免疫力が低下している
気温が下がり、過ごしやすくなる秋ですが、私たちの身体にはまだまだ夏の厳しい暑さによる「疲れ」が残っています。
また、秋は寒暖差が表れやすい季節。朝晩と日中の寒暖差に加え、まだまだ残暑厳しい日があったりと日々の気温差も大きくなります。寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、自律神経の働きが必要以上に活発になります。その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、身体に「疲れ」が蓄積してしまうのです。
夏の疲れと寒暖差による疲れ。身体に疲れが溜まり、体力・免疫力が低下するために、秋は食中毒になりやすくなるのです。
②日中はまだまだ気温が高い
お弁当の傷みの原因となる菌は、気温が10℃を越えたあたりから徐々に繁殖し、20℃を超えると一気に増えると言われています。涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中の気温が高い日も多い秋。油断はできないのです。
食中毒、傷みに気をつけたい秋のお弁当。
それでは、傷みにくいお弁当作りの4つのコツをご紹介します!
傷みにくいお弁当作り4つのコツ!
1.お弁当箱をしっかりかわかしておく
お弁当箱についた水気は雑菌繁殖のもと。
お弁当箱は当日朝に洗って拭いたのでは、どうしても水気が残ってしまいます。前日夜にしっかり洗って、かわかしておくと安心ですね^^
2.なるべく同じ温度にして詰める
ごはんとおかず、おかず同士の温度差がある状態で詰めると腐敗しやすくなってしまいます。同じ温度にして詰めて、必ず冷めてからフタをしてくださいね。
私の場合は、
お弁当箱と同じくらいの大きさの保冷剤の上に、お弁当箱を置いて、冷ましています。
3.水気の出ないおかず
べちゃべちゃおかずは雑菌の大好物。なるべく水気を切った状態で詰めてくださいね。
葉物野菜は、焼きのりやとろろ昆布、かつおぶしと和えると、水気を出さないうえに、うま味も出て、一石二鳥ですよ。
4.小さじ1杯の梅酢
実はお弁当で危険度が高いのはごはんです。
梅干しを置いて日の丸弁当にするよりも、ごはんを炊くときに少量の梅酢を加えて全体をざっと混ぜてから炊いてください。梅酢には強い抗菌作用があるだけでなく、うっかり多く入れてしまってもほんのり塩気と酸味があって美味しく食べられます。
ちなみに梅酢の入手先を聞かれることが多いのですが、ほとんどの自然食品店で置いていますよ。
いかがでしたか?
ちょっとしたコツで安心なお弁当が作れます^^ぜひ試してみてくださいね!
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