こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
突然ですが、ベジファーストという言葉をご存知ですか?
その名の通り、食事の際に「生野菜を先」に食べる、という食べ方です。
「ベジファースト」の考え方が広まって久しく、今や常識ともなりつつある食べ方ですが、メリットもあれば、デメリットもあります。誰もが取り入れるべき食べ方かといえば、実はそうではないのですよね。
特に、子どもにとっては負担のかかる食べ方と言えます。
どういうこと?と思ったママへ。
今日は心身の健康を整える「食べ順」について、お話します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
ベジファーストの効果とは??
ベジファーストの背景にあるのはダイエット目的。
・生野菜はよく噛まなければ食べられない。
・噛むことで満腹感が得られるので、食べすぎを防いでくれる。
という理由が大きいようです。
ダイエットを目的にされている方には効果的かもしれませんが、そうでない方にはどうなのでしょう?
・疲れている時
・体調を崩している時
・肌寒いと感じる時
生野菜を一番に食べられますか?
大切なのは身体の声。身体の声を無視して、頭で考えて食べるとどこかに負担がかかってしまいます。
ベジファーストの効果なし!?
身体に合わない人もいるのです
生野菜は、胃腸が弱っている時には消化しづらく、胃に負担をかけ、身体を冷やします。
そんな時は生野菜を食べること自体を控えていただきたいですね。
また、お子さんの場合は消化機能が未熟なため、調子が悪い時でなくても、生野菜の食べ過ぎは控えたいところ。ベジファーストの食べ方はおすすめできません。
合う人には合う
合わない人には何らかのリスクがある
という、決して万人向きの食べ方ではないのですよね。
では、どうしたら?
心身のバランスを整えることを大切に考えている「重ね煮アカデミー」でお伝えしている食べ方・食べ順をご紹介しますね。
心身のバランスを整える食べ順とは?
重ね煮アカデミーでお伝えしているのは、「汁物が先」の食べ順です。
・はじめに味噌汁やスープなどの汁物を一口。
・汁物を口にしてから、ごはん、おかず、汁物を万遍なく食べる。
その汁物が具だくさんの汁物なら、なお良いですね^^
具だくさんの汁物は陰陽調和の取れた中庸のもの。
喉を潤してくれるだけでなく、カリウムを豊富に含む野菜と塩分の組み合わせが、胃腸に負担をかけずに体内でスムーズに消化吸収され、身体のバランスを整えてくれます。
食べることは命をつなぐこと。
ベースとなる考え方は、年齢を問わずに同じ軸の上にあるものだと考えます。
若い人だけでなく、高齢者にも味噌汁離れが進んでいるようです。
大豆のたんぱく質、野菜、海藻、塩分をバランス良く含み、滋養あふれる味噌汁は、是非ごはんと共に食卓に置いていただきたいですね。
いかがでしたか?
子どもの健康を考えるなら、ベジファーストではなく、「汁物が先」です。ぜひ今日の食事から、早速取り入れてみてくださいね!
★ごはんとお味噌汁、一緒に食べたいその理由。詳しくはこちらも合わせてお読みください。
「ごはんと味噌汁」のゴールデンコンビには納得のワケがあるのです。
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