重ね煮コラム

4つの指針③「身土不二(しんどふじ)」番外編

 

日本が誇る伝統保存食といわれて何を思い浮かべますか?
私が力をこめてお伝えしたい保存食は「梅干し」

太古に中国から入ったものですが、
日本人の食生活にしっかりと根を張っています。

賞味期限は3か月~なんと無期限。
日本最古の梅干しは440年前のもの、
奈良の旧家に眠っています。

 

青梅の状態では青酸毒があり食べられないものを
塩漬けにして陽性化することで、梅酢と梅干しができる

素晴らしい知恵です。

 

梅干しを漬ける際のさじ加減から
過不足なく丁度いい状態のことを「塩梅(あんばい)」
と言います

好きな言葉です☆
昔の人はいいセンスをしていますね。

 

梅酢は、調味料としてや漬物、腐敗防止、アクの強い野菜の色止めに、
また喉が痛い時のうがいにも。

梅干し戦国時代から陣中食として重宝されていましたが、
ごはん、おにぎりのお供はもちろん、
お腹の調子が悪い時、風邪予防、疲労回復、熱中症の手当てにも使えるのです。

家の息子は体調が良くない時はおかゆと梅干しで過ごします。
大事に至らず、一日で良くなります。

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お腹の調子が悪い時の手当として梅干しよりも効くのは「梅エキス」。
青梅をすりおろしてじっくり釜で煮詰めたものです。
我が家では梅エキスをいつも常備して、子どもたちが小さい時は帰省や旅行の時にも
持って行きました。市販の〇〇〇〇ミンや〇〇丸よりもはるかによく効きます。

 

青梅をはちみつや砂糖につけた梅ジュースは疲労回復にとてもいいですね。

 

こんなに沢山の用途があって素晴らしい梅。

市場で見かける梅干しは、ほとんどのものに添加物が入っていて
甘く加工されているものが多く、とても残念。

梅酢も自然食品店以外ではお目にかかることがありません。

「身土不二」を大切にすることはその土地に暮らす自身の身体を大切にすること。

日本が誇る素晴らしい保存食、
ごはんのお供
薬に頼らずとも手当食になる梅干し、梅酢、梅エキス。

大切にしたいですね。

 

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この記事を書いた人
田島恵 重ね煮料理研究家/重ね煮アカデミー®代表

田島 恵
重ね煮料理研究家 / 重ね煮アカデミー®代表

鎌倉の重ね煮アカデミー®にて、野菜嫌いのお子さんやアレルギーのお子さんをお持ちのママ、料理が苦手なママに心身のバランスを整えるための知恵とレシピをお届けしています。

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