こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
皆さんはどんなふうに調味料を選んでいますか?
毎日使う調味料、せっかくだったら、子供の、家族の、健康につながるものを選びたいですよね!
今日は、日本が誇る発酵調味料!
「味噌」の選び方についてお話します。
毎日のお味噌汁作りに欠かせない、なくてはならない基本の調味料の一つですね。味噌選びにお悩みのママの参考になれば嬉しいです^^
★他の調味料の選び方は?気になった方はこちらも合わせてお読みください。塩選びのポイントをお伝えしています。
基本の調味料の選び方!子供の健康を守る塩選びのポイント
味噌の魅力
日本が誇る発酵調味料の一つ、味噌。
その原材料である大豆は、栄養価が高いことで有名ですが、そのまま食べると消化に負担がかかったり、アレルギー症状を引き起こす可能性が高かったりと、デメリットがあるのも事実。
ですが、味噌は、発酵することで大豆のタンパク質を消化しやすく分解し、うま味の元になるアミノ酸をたくさん作り出します。また、発酵の過程で大豆アレルゲンの大部分が分解されるため、大豆アレルギーの子供でも、味噌であれば食べられる、というケースも多いです。
大豆のうま味や栄養分を、発酵の力を借りて最大限に引き出しているのが味噌なのです。昔から「味噌は医者いらず」という言い伝えもありますよね。
最近は発酵ブームも手伝って、スーパーでも色々な種類の味噌を見かけるようになりました。味噌ならなんでも良いかというと、実はそうではありません。選ぶものによっては、味噌が本来持つパワーが十分に発揮されていないものもあるので、その選び方には注意が必要です。
基本の調味料「味噌」の選び方
絶対に抑えたいポイントは3つ!
味噌選びのポイント①裏の顔
最近は味噌を自分で作る方も増えていますよね!
作ったことのある方はお分かりかと思うのですが、味噌を作る際に必要になるのは、
大豆・塩・麹
以上です!!
皆さんのお家にある味噌はどうでしょうか??
「裏の顔」(商品の裏に貼られたラベル)を見てみてください。
アミノ酸やアルコール(酒精)、ビタミンなどが添加されていませんか?
これらは本来味噌を作る上では必要のないもの。人工的にうま味を加えたり、発酵を止めてパックの膨張を抑えたり、着色したりすることを目的に添加されています。
子供の、家族の、健康を考えるなら、なるべく余計なものが入っていないものを選びたいですね。シンプルな原材料で作られた味噌は、そのパワーも存分に発揮してくれるのです^^
味噌選びのポイント②大豆の表記
次に見たいのが、大豆の表記。
脱脂加工大豆と書いていませんか?
国産丸大豆の表記が欲しいです!
脱脂加工大豆とは大豆から油分を抜いたもの。うま味も甘みもない、スカスカの大豆です。さらに言うと、大豆から油分を抜くために薬品溶剤を使用しています。
スカスカ大豆なので、うま味が出ない。なので、アミノ酸などのうま味成分を加える必要が出るのです。
味噌選びのポイント③製造方法
最近では、大量生産のために、強制的に発酵を促し、ものすごく短い熟成期間で作られる味噌もあります。ですが、それでは、うま味もないし、酵素も活きていません。
私たちが選びたいのは、昔ながらの天然醸造で作られた味噌。麹菌の力も存分に活きていて、うま味もたっぷりだからです。
ホンモノの、安心安全な味噌を選びましょう
先ほどの3つのポイントをまとめると、昔ながらの製法で、余分なものを入れずに、シンプルな原材料で作られている、ということ。
値段が高いから良いものではなく、しっかりと商品の「裏の顔」を見て、ホンモノを見極めたいですね^^
いかがでしたか?
調味料選びの基本はやはり「裏の顔」を見る、ということ。今度味噌を買う際にはぜひ、大豆・塩・麹のみで作られたものを選んでみてくださいね!シンプルな原材料で作られたホンモノの調味料を使うと、素材のうま味を存分に引き出してくれるので、料理が美味しくできますよ^^
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