こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
先日、メールマガジンの読者さんである、10ヶ月のお子さんのママから、卵に関するこんなご質問をいただきました。
・完全栄養食品と言われることも卵は、食べた方がよいのでしょうか?
・子供に与えるべきなのかどうかも気になります。
確かに完全栄養食品とも言われる卵。一方で日本人のアレルギーで最も多いのは卵アレルギー。その摂り方、子供へのあげ方について気になっているママも多いのではないかと思います。
今日はこちらのご質問にお答えします。ママの参考になれば嬉しいです^^
完全栄養食と言われる卵は
毎日食べる方がいい?
ご質問の内容を詳しく書きますね。
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(中略)
栄養学などでは
1日に1個とると良いと言われますが
レシピ本やメルマガにも
卵を使ったレシピは
ほとん
今まで多かったのですが、
卵にどのような考えをお待ちか
気になります。
卵はまだ全然与えておりません。
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(10ヶ月のお子さんのママより)
卵はいつから食べられるの?
卵はいくつまで食べていいの?
気になるところですね。
卵は完全栄養食なので食べた方が良い、という栄養学の考え方は間違いではありません。
けれども、誰にとって良いものか、という点で気をつけたいですね。
完全栄養食と言われる卵は
3大アレルゲンの一つ
卵は牛乳、小麦と並んで3大アレルゲンです。
アレルゲンとは私たち日本人の身体にとって馴染みが薄いもの、
つまり
食べてきた歴史が浅いから、身体が驚いてアレルギー反応を起こすのです。
我が家の場合は卵アレルギーではありませんでしたが、長男がアトピーと小児喘息のアレルギーを持っていたため、小学生になるまでは卵料理をしませんでした。
アレルギー体質の子どもは胃腸が丈夫でないため、たんぱく質を摂りすぎると消化吸収し切れずに肌に出たり、咳や鼻水として出したりするためです。
けれども、胃腸が整い丈夫になってくれば食べられるようになり、消化できるようになります。
だからと言って、食べ過ぎは禁物。
卵の食べ方で気をつけたいこと
卵の食べ方、摂り方で気をつけたいのは、適量をいただく、ということ。
完全栄養食だから摂る
というよりも
おいしいから食べる
というように、食の中心とするものでなく、牛乳やパンと同じように楽しみの食として捉えています。
食の中心にしたいのは、お米、季節の野菜、海藻や魚。卵をいただく時は質の良いものを適量、しかも体調が良い時にしたいですね。
いかがでしたか?
食べてはいけないものはなく、大切にしたいのは毎日の食の中心とするもの。食の中心にするものは、昔から日本人が食べ親しんでいる食材、調味料、調理法。
つまり
米、季節の野菜、海藻、魚の食材、味噌、醤油、塩などの伝統調味料、油で炒めたり揚げたりするのでなく水で煮炊きしていただく調理法です。
参考になれば嬉しいです^^
★では、牛乳についてはどう考えたらいい??牛乳の摂り方についてはこちらの記事をお読みください^^
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