牛乳が飲めない子に豆乳?
代用品探しは必要ありません。
牛乳反対論が増え始めたのは、
ここ10数年のことですが、
幼稚園や学校の給食の牛乳はまだ続いているので、
「飲んでいいもの?悪いもの?」
不安になるママも多いようです。
「牛乳を飲まない、飲ませない」
選択をしたママが
代わりに「豆乳を飲む、飲ませる」。
これはおススメしません。
アレルギーで牛乳が飲めない子、
牛乳が苦手な子は、
水またはお茶でいいのです。
料理の一食材として
牛乳の代わりに豆乳を使用するのはいいと思いますが、
毎日飲んでいた牛乳をやめて
代わりに豆乳を飲むのは、
逆に豆乳を飲むことによる弊害が気になります。
実際に
アレルギーを持つお子さんは
身体を冷やす作用のある陰性の豆乳を飲むことにより、
腸を冷やして、腸の環境を悪くし、
冷えからくる別の症状や
豆乳による大豆アレルギー
を引き起こす可能性が高くなります。
若い女性も同じく。
「豆乳はイソフラボンを含むし
植物性で太りにくいから安心」
と季節を問わず毎日のように豆乳を飲むことにも
豆乳が飲料として市場に出始めたのは
1970年代終わりごろなので、
まだまだ私たちの身体には馴染んでいない
という背景もあると思います。
牛乳を飲まないから
カルシウム不足が気になる、
骨が弱くなるのでは?
せめて豆乳で補いたい
骨を弱くする原因は
我が家においては
長男は小学校、中学の9年間
次男は現在までの6年間
給食の牛乳を飲んではいません。
二人とも野球をしていますが、
一度も骨折をしたことがありません。
牛乳を飲まないなら
飲み物は水またはお茶。
代用品を探すことを卒業して
摂り過ぎているものを減らすことが
子供の心身の健康を守るための近道なのです。