油とのつき合い方において大切にしていることは
〇抽出した油を摂るよりも、まずは胡麻、えごま、魚などの様々な食品から摂取する。
〇油として使用する時は、なたね油、胡麻油などの国産原料の油を選ぶ。
使い方は
「少量で効果的に使う。」
油を使用する目的は2つ。
1.コクを出す。
2.香りを立たせる。
お料理の最後に一回しする使い方をおすすめします。
例えばきんぴら。
「胡麻油を熱して、ごぼうと人参、レンコンを炒めて…」
ではなく
人参、ごぼう、レンコンを重ねて蒸し煮したら、
調味料で味をととのえ
最後に たら~っと香りのよい胡麻油を一回し。
これが「少量で効果的に使う」コツ☆
もう一つの良いこと。
油を抑えると、塩分まで控えめにすることができるのですよ。
それは、
ラーメンの塩分量は大変な量ですが、
豚脂などの油を沢山使っているから、
コーティングされて塩分の強さを感じない。
手作りドレッシングにも塩が多めに入りますが、
油を入れて混ぜた途端にまろやかな味わいになる。
ということで分かると思います。
「重ね煮」で素材の味をしっかり引き出しておいて、
仕上げに質の良い油を少量使う。
そうすることで調味料、油の使用が少なくなる。
結果的に適量となる。
それが身体にも地球にもやさしい油とのつき合い方なのです。