重ね煮コラム

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」油と上手につき合う①

油に関しては実に諸説さまざま。

「 肥満のもとになるので良くない」と言われたり、
「いや、必要だ」という声が上がったり。

「トランス脂肪酸が良くないのだ」という声があったかと思えば、
「いやいや、トランス脂肪酸が良くないのは当然のこと、
それよりもオメガ6の摂り過ぎが良くないのだ。」

最近では
「オメガ6とオメガ3の摂取比率が大切なのだ。」

とかとか。

私の心の声としては
(大丈夫ですか?)
(迷いませんか?)
(自身のオメガ6とオメガ3の摂取比率なんて分かりますか?)

 

私が油とのおつき合いで基準にしているのは2つ。
「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」
「身土不二(しんどふじ)」

「一物全体食」についてはこちら

 

今日は「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」の視点から。

なたね油、米油、胡麻油、オリーブ油、亜麻仁油、ココナッツ油などは
 
 全てもととなる原料から抽出精製されたもの。

つまり、生命としては陰陽バランスを欠いたもの。

胡麻油大さじ1を抽出するのにどれだけの胡麻が必要かを考えると
分かるかと思います。

ココナッツ

 

 

 

 

どの油を選択するか
どのような効能があるのか

原料の安全性はどうか
抽出に薬剤を使用していないか
ということに目を光らせる前に

 

「あれこれ理由をつけず美味しく食べる。」が基本。

魚、肉、胡麻、くるみといった身近な食材を調理していただくことで
その食材に含まれる油脂、脂肪酸は摂取できると思っています。
自然に恩恵(効能)もついてきます。

例えば青魚を食べる、えごま和えや胡麻和えでいただく。
くるみを食べる。

現代の私たちは、パンや揚げ物、お菓子、乳製品、チョコレート、外食などからも
充分すぎるほどの油脂を摂取しています。

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食習慣や好みによってその摂取量は人それぞれ。

なのに、みんなが共通して〇〇の目的のために
「△△の油を摂ろう」としてしまうと
食生活全体でみると油の摂り過ぎになる人の方が多いです。
そこが心配です。

例えば便秘解消のために〇〇油を摂っていたところ、
数年たって美肌に効くという△△油も摂らなきゃ!

体重増加も気になるので、□□油がダイエットに効くそうだから
これも加えてみよう。

当初の目的〇〇に近づいたとしても
その他の不調や困ったことが出てくる。

止め時が分からない。

新たに発生した問題のために効くと言われるものを探して…
と「足し算の食べ方」の連鎖が生まれてくるのです。

 

美容のため、ダイエットのため、アンチエイジングのために
抽出された油を摂るのでは扱い方はサプリメントと同じ。

「食物として丸ごといただく」のが
人としては自然な食べ方だと思うのです。

 

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」
足りなければ増やすことはいくらでも可能。
ここにも「引き算の食べ方」がつながっています。

引き算の食べ方に切り替えよう①
引き算の食べ方に切り替えよう②
引き算の食べ方に切り替えよう③
引き算の食べ方に切り替えよう④

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人
田島恵 重ね煮料理研究家/重ね煮アカデミー®代表

田島 恵
重ね煮料理研究家 / 重ね煮アカデミー®代表

鎌倉の重ね煮アカデミー®にて、野菜嫌いのお子さんやアレルギーのお子さんをお持ちのママ、料理が苦手なママに心身のバランスを整えるための知恵とレシピをお届けしています。

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