繊細な身体のリズムを持っている女性、生まれて間もない子供に
特に知っていただきたい「食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物」は、
極陰極陽のもの。
1.砂糖
2.果物
3.コーヒーなど外国の飲み物
4.牛乳をはじめとする乳製品
5.生野菜サラダ
6.肉、卵類←今日はここです。
7.油
8.アルコール
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物①
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物②
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物③
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物④
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物⑤
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物⑥
食べ過ぎに気をつけたい8つの食べ物⑦
今日は肉、卵類について。
肉について考えてみます。
かつての日本において、肉は貴重品。
戦国時代、江戸時代は、階級の高い武士のみが
薬用として食べられていました。
その肉も牛、豚でなく
狩猟によって獲得したもので鶏、兎、猪など。
家畜を食べるのはタブーだったようです。
肉の消費量が急激に増え始めたのは戦後。
今では、「毎日肉を食べている」「肉は欠かせない」
という声もよく聞こえます。
「肉は必要だ。」の声も。
ここで考えていただきたいのは次の2つ。
食性
穀物:野菜、海藻類:肉、魚を5:2:1の割合で食べること。
穀菜魚食
日本人が昔から食べてきたもの、つまり、穀物、野菜、魚、海藻類を食べること。
それが私たち日本人に備わっている
自然治癒力、免疫力を最大限に発揮できる食べ方です。
肉、卵のタンパク質を沢山摂るようになり、
私たちの体格は以前よりずっと立派になり、
欧米人に劣らなくなりました。
けれども、女性においては初潮年齢が早まり、
更年期も早まっています。
つまり身体面では老化が早まっているということ。
その老化に抗うべく
アンチエイジングによいと言われる食材を
積極的に摂ろうとする今の食事情。
負のスパイラルのように感じます。
そもそも日本人は欧米人より腸が長く、
内臓器官としては肉食向きではない。
肉、卵のたんぱく質の過剰摂取は
それらが腸内に長くとどまる間に、
有毒ガス、有毒細菌を増殖させてしまいます。
結果
腸内細菌のバランスが崩れ
アトピー、喘息、花粉症などのアレルギーや
難病とよばれる免疫疾患・悪性腫瘍
につながっているのです。
戦後から70年間
日本人が欧米の食文化を積極的に取り入れてきた結果が
現在の多種多様の疾病として表れてきています。
そろそろ
人間だけのエゴによる食べ方から脱して
「自然界の一員として」の食べ方
を考える時期に来ているのではないかと思います。
食物の栄養素のみにスポットを当てるミクロな考えでなく
自然界全体を見るマクロな考えに切り替える時だと
思います。