田島 恵(たじま めぐみ)
一般社団法人 日本重ね煮協会 代表理事
陰陽調和料理師範
食育指導士・フードコーディネーター
直接的には関係ないですが…中学・高校理科教員免許
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮を通して、ママが構えることなく家庭でできる養生の食べ方をお伝えしたい。そして、幸せ健康な笑顔を増やしたいと切に願っています。
私は料理が苦手でした。料理ができないまま結婚し、不妊治療の末、現在23歳の長男を出産しました。長男は1歳でアトピー性皮膚炎と気管支喘息との診断。皮膚科と小児科の病院通いが始まりました。
息子が3歳の時に出会ったのが重ね煮です。油、砂糖を使用せずともおいしく、切って重ねて火にかけるという手軽さにすっかり魅せられました。おいしいから毎日重ね煮。すると、息子のアレルギーだけでなく私自身の生理不順も改善、あきらめていた二人目の子供を自然妊娠、出産することができました。「食は体を変える」を実感した原点です。
息子たちの子育てを通して困っているお母さんに沢山出会いました。家族が元気になるごはんを作りたい、だけど料理が苦手なお母さん、働いていて時間がないお母さん、子供がアレルギーを持っている、野菜を食べてくれない、食が細いと悩むお母さんもいました。
重ね煮なら料理が苦手でも大丈夫!
切って重ねて煮るだけだから気構えなく続けられる、
そしておいしいから毎日が楽しくなるよ。
家族のために頑張るお母さんたちを応援したい、そんな想いから始めた「重ね煮アカデミー」では、2600名以上のママ達に関わり、家族の健康を整える術をお伝えしてきました。
子供の野菜嫌いがなくなった、子供が丈夫になった、という喜びの声を沢山いただいています。
現在、重ね煮アカデミー鎌倉本部教室 をはじめて16年目。
全国の家庭の台所を「家庭の薬箱」にしたい。ママたちには旬の恵みに向き合って感謝して、素材を大切に調理して、肩肘はらずに気構えずに、楽しく食卓を整えてもらいたい。私がかつて助けられたように迷っているママ、困っているママを減らしたい。ママが笑顔なら家族も幸せだから。
ママたちにとって「重ね煮を知っていて当たり前」の世界を実現したく、2018年から師範の育成を始めました。重ね煮アカデミーは、20教室を開校しています。
さらに詳しい「しあわせの重ね煮ヒストリー」