食事情が豊かになり、
冷暖房が整っている時代だからこそ
出来ることでありますが
一年中アイスクリームを食べている。
飲み物に必ず氷を入れて飲む。
飲み物に入った氷までバリバリ噛んで食べる。
こんな子供や若い人が増えています。
「氷食症」と名前がつけられるほど
増えているのですね。
「氷は水でしょ?
水分を補うのだから、
水の代わりに氷を食べてもいいんじゃない?」
なんて声も聞こえそうですが、
少し考えてみてください。
氷と常温の水
どちらが身体が冷えてしまうでしょうか?
明らかに氷ですね。
食べ物を体内に吸収して
栄養分として取り入れやすく分解してくれる酵素が
働きやすい温度環境は37度前後。
氷を食べていると、
臓器が冷えてしまい、
消化酵素自体が働けない環境になってしまいます。
そうなると低体温を引き起こし、
何を食べても消化しづらいので
食欲が出ない、
だるい、
という状況に陥ってしまいます。
結果、免疫力が落ちて病気になりやすい。
夏の終わりにガクンと食欲が落ちる人が多いのは
氷食の影響も大きいのです。
肉、卵、牛乳などのたんぱく質も
体内でしっかり分解できないため
花粉症やぜんそくなどのアレルギー反応を引き起こしやすい
ということになります。
さらにひどくなると
冷えのぼせといって
身体は冷えきっていて寒いのに
口の中だけが火照って熱いという
アンバランスな身体になることも多いのです。
これは自然環境を無視した食生活が
引き起こした疾病。
酵素ブームで外から補う酵素が注目されてはいますが
まずは、
自分自身が持っている酵素を働きやすい環境に
置いてあげることが先決。
特にお子さんの身体は大切にしてあげたいですね。
氷は暑い夏のお楽しみ♡
健康は外から補うよりもまず
内側から整えていきたいですね。