こんにちは。
「重ね煮アカデミー」主宰
重ね煮健康料理研究家・田島恵です。
今までお話してきました身体と心を育てるお弁当を作るポイントは
・黄金比
・「根のもの、葉のもの、実のもの」を意識して入れる
でした。
今日は最後の一つ。
旬の野菜を意識して入れること。
幼稚園児のお弁当作りで気を付けていること。
島根大学教育学部のアンケートによると
第1位は彩り
2位は食べやすさ、3位は栄養バランスという結果です。
「旬の野菜を意識すること」はなんと全体の1.5%で11位。
けれども、お弁当作りで困っていることのアンケートについて
1位はレパートリーの少なさ、2位は栄養バランスは。
そして、お母さんが幼稚園児のお子さんに作りたいお弁当第1位は
栄養バランスのよいお弁当という結果なのです。
子供の身体と心を育てるお弁当が作りたいのに困っている
ということが伺えます。
では、旬の野菜の取り入れ方についてお話ししますね。
赤が欲しいからミニトマトは必須でしょうか。
冬にも夏が旬のミニトマト。
でなく、冬に美味しいさつまいも、人参を入れていただきたいと思います。
時には皮つきのりんごもいいですね^^
緑が欲しいから冷凍枝豆常備でしょうか。
確かに夏は枝豆が美味しいですね^^
でも、他の季節にもその時期ならではの緑の葉物野菜は沢山あります。
夏にはピーマン、かぼちゃの皮の緑も美しいです。
冬はほうれん草、小松菜の美味しい時期ですね。
黄について。
毎回卵焼き、ゆで卵を作る必要はないのですよ。
夏はとうもろこし、かぼちゃ。
その他の季節は
じゃがいも、さつまいものイモ類が黄色の役割をしてくれますよ。
季節感あふれるお弁当が作れると、栄養バランスも整ってきますね。
どうですか?
季節ごとの野菜を使うことでレパートリーが増えましたよね^^
旬の野菜を入れることを意識すると
冷凍野菜を常備する必要もなくなり、
明日がお弁当と聞いて慌てて材料を買いに走るということもなくなります。
根菜類は常備しておき、
葉物野菜がなくなれば買い足すというように
お買い物も楽になりそうです^^
季節感感じるお弁当は子どもの心と味覚を育てます。
黄金比を意識する。
根のもの、葉もの、実ものを入れる。
旬の野菜を入れる
これはおうちごはんにおいても共通の
身体と心を育てる食事の大切なポイントです。
お子さんは豪華なお弁当や品数の多いお弁当を望んではいません。
お母さんと初めて離れての集団生活
お子さんも不安の中で頑張っています。
初めは食べきれるようにいつもより少な目がいいですね。
幼稚園でお弁当箱を開けた時にお母さんの味、においが感じられれば安心しますよ。
手をかけずに愛情をかけたお弁当作りを。
頑張って!お母さん。