こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
夏にできやすくなる口内炎。そして、口内炎は子供にもできます。
できてしまったら、食べ物がしみてご飯が食べられない、、、。ママとしても心配ですよね。。
昨日は、口内炎ができる原因と対策についてお伝えしました。今日は、口内炎ができてしまった時にお家でできる手当てとごはんについて、お伝えしますね。
★昨日の内容はこちらです。ぜひ合わせてお読みください。
夏休み中の子供に急増!口内炎ができる原因
口内炎ができる原因と対策(おさらい)
昨日もお伝えした通り、口内炎の原因は胃腸の疲れ。
夏にできやすいのも、冷たいものを摂り過ぎたりで胃が冷えて、消化能力が落ちてしまうため、なのです。免疫力が下がっていたり、食べ過ぎで胃が疲れている時にも口内炎は現れます。
なので、日頃から胃腸を疲れさせないことがポイント。具体的に気をつけたいポイントはたった2つ、です。
・食べ過ぎないこと
・消化しやすいものを食べること
(消化しやすいものとは、油、砂糖を控えた食事です。)
でも、気をつけていても、疲れ、睡眠不足、ストレス等により免疫力が下がることで口内炎ができてしまうこともあります。ここからは、口内炎ができてしまった時に、お家でできる手当てとごはんについてお伝えします。
口内炎ができた時にお家でできる手当て
口内炎の原因は胃腸の疲れ。なので、胃腸を休ませる食事、すなわち、油と砂糖、動物性食品を控えた食事を摂ってください。これだけで繰り返すこともなくなりますし、回復も早くなりますよ。
その上で、口のうがいもしてくださいね。2種類のうがいをご紹介します。
1、塩番茶うがい
煮出した番茶でうがいをする。これだけでも効果がありますが、番茶に1%程度の塩を加えた「塩番茶うがい」で殺菌効果がよりアップしますよ。
2、梅酢うがい
水を入れたコップに数滴の梅酢を垂らしてうがいします。
市販のうがい薬や塗り薬がなくても、お家にあるもので手当てはできるのです。ぜひやってみてくださいね。
口内炎に沁みないごはん
最後に、口内炎ができていても食べられる、栄養がありお口に沁みないポタージュについて、お伝えしますね。
濃い味付けのものは口内炎の傷口に沁みます。しょうゆが当たると飛び上がるほど痛いことがありますよね^^沁みない塩分濃度のごはんが傷口に沁みない、つまり、私たちの体液の塩分濃度と同じなので、消化吸収しやすい濃度なのです。料理の味つけの濃さのバロメーターにもなりますよ。
その上で、栄養もしっかり摂れて、傷口に沁みないメニュー。
私のおすすめは、炒り玄米入り野菜のポタージュです。
作り方をご紹介しますね。
【材料と重ね方】
鍋の下がキャベツ、鍋の一番上が炒り玄米です。
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炒り玄米 大さじ2
人参 40g・・・いちょう切り
たまねぎ 120g・・・うす切り
じゃがいも 180g・・・大き目角切り
キャベツ 50g・・・色紙切り
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水 3カップ
塩 小さじ1強
こしょう 少々
【作り方】
1.図のように野菜を重ね、分量内の水をひたひたまで加えて中火にかける。
2.よい香りがしたら弱火にし、やわらかくなるまで煮る。(途中で塩の半分量を加える)
3.荒熱をとってミキサーにかけ、鍋に戻す。
4.残りの水を足して、火にかけながら塩、こしょうで味をととのえる。
【ポイント】
☆炒り玄米とは、玄米をフライパンできつね色になるまで空炒りしたものです。
☆炒り玄米を白米や分つき米に変えてもいいですよ。
いかがでしたか?
子供に口内炎ができても、これらの手当てやごはんを知っていれば、慌てずに済みますね!
でも、口内炎ができないことが一番。胃腸を疲れさせない食事を普段から心がけて、暑い夏も元気に過ごしましょう!!
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