こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
なすやトマト、きゅうり
これから夏野菜がおいしい季節に
なりますね!
けれども今、これらの野菜を食べると
口の中が痒くなったり、
ピリピリする、という
生野菜アレルギーの子供が増えています。
その原因を知っていますか?
今は何らかのアレルギーを持つ人は
2人に1人の時代。
「卵、牛乳、小麦」を避ければ
アレルギーが改善された、
という15年以上昔と比べて、
アレルギーの形が大きく変化しています。
アレルギーの症状も同様で、
不要なものを外へ出すアトピーではなく、
身体の内側の口腔内、または腸の粘膜で
症状を起こす形に変化しています。
ひどい場合は
アナフィラキシーを起こす、というように
変わってきています。
生野菜アレルギーの原因は体質や遺伝、
ではなく、
生野菜の食べ方
〜野菜を「生」で食べることが増えたこと〜
にあります。
野菜嫌いのお子さんに、
ドレッシングをかければ食べるから、と
毎食生野菜を出したり、
野菜不足を補うために
野菜ジュースを飲んだり、と
お子さんのために、とやっていることが
かえって腸には負担になっているのです。
生野菜の過食は腸に負担をかけて、
腸内環境を荒らします。
野菜は「生」で食べるよりも
「加熱」した方が
体内への吸収率は数倍上がります。
つまり、
胃腸に負担をかけないのです。
野菜のビタミンは
加熱したらゼロになるわけではありません。
これから夏野菜がおいしい季節になります。
野菜を生で食べてはいけない、
のではなく
一品は野菜を加熱して
いただいてみてくださいね。
重ね煮レターレシピでは、365日毎日、重ね煮のレシピと知恵をお届けしています。