こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
季節を問わず食べたくなる、家庭料理の定番といえば「カレー」。
今日は、
いつものカレーを
重ね煮でさらに美味しく作る
そのポイントを、レシピとともにご紹介します。
重ね煮でカレーを作れますか?
メールマガジン読者さんから、
「重ね煮でカレーを作れますか?」と、メッセージをいただきました。
重ね煮カレーのレシピは
■養生食として、小麦粉、油を使用しないもの
■油を使用しないもの
もあるのですが、今日は、
「いつものカレーを重ね煮で作りたい!」
というリクエストに、お答えしたいと思います^^
重ね方の順番を意識するだけで、
いつものカレーがもっと美味しく!
タイムリーなことに、先日の重ね煮アカデミーのクラスでも、生徒さんとカレーの話をしました。
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今までと同じ材料、ルーでカレーを
作るのだけど
重ね煮で作るカレーは味が違って、
家族に好評なので
毎回重ね煮で作っています。
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重ね煮で作ると味が違う。
これはまさしく重ね煮マジック☆
重ね方の順番を意識するだけで鍋の中で陰陽が調和して、甘みが出るのです。
お鍋の中はこんな感じ。
陰陽のエネルギーが作用し合い、鍋の中で対流を起こします。
その結果、調和が起きて「中庸」の状態になり、重ね煮独特の、甘みのある「丸い味」となるのです。
不思議ですね!
これが重ね煮マジック。
美味しさの秘密です^^
重ね煮カレーのレシピをご紹介します
作り方はとっても簡単。
重ねるだけ!です。
そして、
炒めない!
いじらない! がコツです。
重ね煮で作るカレーは美味しいだけでなく、煮崩れないのも大きな特徴の一つです^^
重ね方のバリエーション①
まずはオーソドックスに。
肉が一番上、じゃがいもが一番下です
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肉
人参
にんにく
玉ねぎ
じゃがいも
重ね方のバリエーション②
秋の味覚であるきのこやかぼちゃを入れたいな、という場合。
肉が一番上、トマトが一番下です
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肉(あってもなくても)
人参
にんにく
玉ねぎ
かぼちゃ(じゃがいもでもOK)
きのこ(しめじなど、お好みのものなんでも^^)
★肉を重ねる場合は、軽く塩コショウなどして下味をつけて重ねてくださいね。
作り方
1.材料を重ねたら
水をひたひたまで加えて
フタをして中火。
2.沸騰したら火を弱めて
野菜がやわらかくなるまで煮る。
3.火を止めてルーを加えて
少し煮こむ。
以上です。
とっても簡単ですよね^^
カレーのスパイスは体を温め、季節の変わり目に乱れがちな自律神経の働きを調整してくれます。夏の暑さで疲れた体を内側から回復することができますよ^^ぜひ週末ごはんにお試しください♪
★重ね煮なら、定番メニューの八宝菜も油で炒めず重ねるだけ!こちらも合わせてご覧ください。
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