重ね煮コラム

偏りをまねくとらわれにご注意!!【酵素の話】

 
今日は「酵素」の話。
 
 
まずは、
読者さんからいただいたメッセージを
ご紹介させていただきたいと思います。
 
 
 
***
 
いつもメルマガ楽しみに読ませていただいております。
 
スイーツ好きで超冷え性の為、
美容と健康の為にスイーツを減らしております。
 
そして5日ほど前から、
食事の半分は野菜、その半分は生野菜、
デザートとおやつはフルーツ
というモデルさんみたいなダイエットを始めました。
 
 
体重は少し減ったものの、
身体が今まで以上に冷えるんです
 
 
夜もあまり寝られず
身体がだるくて何もやる気が起きません。
 
 
 
目の下もクマが出て
ゴルゴラインが目立ちます。
今も真冬のレッグウォーマーを付けています。
 
 
 
カフェインや砂糖は取っていないんですが、
冷え性には合わない「健康法」
なのでしょうか ?
 
 
 
恵先生は、
酵素をどのように
取り入れていらっしゃるんですか?
 
 
酵素がなければ代謝が衰え、
脂肪が燃えないし
シワやたるみの原因になると言われました。
 
 
 
でも酵素って
生野菜やフルーツやお刺身に
含まれていますよね。
冷える物や水銀の心配のある物です 。
 
 
 
重ね煮のお味噌汁、美味しくて大好きです 。
私のような冷え性、下半身デブ、むくみ、たるみの悩みの人間には合っていると思います。
ただ酵素が取れていないかな、と心配になります。
身体を冷やさず酵素を取り入れる方法
ありますか?
 
*******
 

私は、「そもそも酵素とは、、、」と
沢山お伝えしたいことはありましたが、
あえて陰陽の観点からに絞って、
このようにお返事をさせていただきました。
(省略あり)
 
↓↓↓↓
 
食べ物の酵素は
私たちの身体の中で酵素の役割はしてくれません。
酵素は身体の中へ入っても
胃酸によって分解されてしまいます。
 
 
 
 
酵素は自分の体内で作り出すものです。
なので、外から取り入れることに目を向けるのでなく、
自分自身の持っている酵素を働きやすくしてあげる
ことが大切となります。
 
 
 
そのためには
身体を冷やさないこと、
消化しにくい食べ物(糖分、油、肉類)を摂り過ぎないことです
 
 
 
 
Nさんの実践された食生活は、
これまで肉類や塩からいものを沢山食べてきた人にとっては
短期間の取り組みならば、
体質改善となるかもしれません。
 
 
 
ですが、
もともと肉食でない日本人、
特に女性にとっては「陰性」に偏りすぎ、
冷えを助長してしまう 食べ方となってしまいます。
 
 
 
 
私は食べ物、食べ方の偏りをなくすことが
身体を整えることにつながると考えており、
レターレシピを通して
「調和」の食べ方をお伝えしております。
 
 
 
生食に偏りすぎないこと!
 
 
生野菜サラダ.jpg
 
生野菜は冬には食べないけれど、
暑い夏には食べてもいいと思います。
 
 
けれども、
生野菜サラダにドレッシング
という食べ方よりも
 
ぬか漬けにしたり、
梅酢でもんだり
という調和させた食べ方 をおススメしております。
 
 
 
現在、冷えを感じていらっしゃるとのこと、
ごはんと重ね煮味噌汁を中心に、
旬野菜の煮物や和え物の食事
で様子を見てください。
 
↑↑↑↑ココまで
 
10年ほど前からよく耳にするようになった酵素。
 
 
 
自分自身の持つ酵素を使い果たさないように
外から補うことが大切。
 
 
などと言われますが、
一体、根拠はどこでしょう?
 
 
 
酵素学の発祥はアメリカ。
 
 
 
酵素を多く含むのは加熱しない食品。
生野菜、果物は毎日摂るべし
と言われますね。
 
 
 
陰陽から見ても
肉食過多の陽性に偏りがちな食生活の人々
の間で人気が出たというのも納得です。
 
肉.jpg
 
 
 
「酵素」にこだわるあまりに
陥ってしまった食生活の偏り。
 
 
 
 
今回Nさんは早くにご自身の体調の変化に
気が付くことができたので良かった!
ご相談してくれて良かった!
 
 
 
「私のように勘違いして
体調を崩している方のためにも
ぜひご紹介ください。」
とこのたびのご紹介を快く承諾いただき
感謝いたします。
 
 
 
 
酵素を摂ることに
一生懸命になるよりも、
 
自分自身が備え持っている酵素を
働きやすくしてあげること、
負担をかけないこと、
 
こちらに目を向けてあげる方が
無理がなく自然だと思いませんか?

 

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この記事を書いた人
田島恵 重ね煮料理研究家/重ね煮アカデミー®代表

田島 恵
重ね煮料理研究家 / 重ね煮アカデミー®代表

鎌倉の重ね煮アカデミー®にて、野菜嫌いのお子さんやアレルギーのお子さんをお持ちのママ、料理が苦手なママに心身のバランスを整えるための知恵とレシピをお届けしています。

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