季節の変わり目は体調をくずしがち。
それは、
身体が自然環境の変化に対応しきれていないから。
人が生きるためには
「衣食住」が基本と言います。
身に着けるもの
住空間、環境も
季節に合わせて整えることを
楽しむのと同様、
口から入れる食べ物も
季節に合わせてしっかり調整することで
自然環境と私たちの身体との差を
小さくすることができます。
つまり、
自然に寄り添える身体を作る
ことにつながります。
「衣」や「住」と同じような感覚で
口から入れるものも衣替え。
季節に寄り添うことを楽しんでみてくださいね。
食養では
「冬は熱と油気を盛れ」
と言われます。
熱とは身体を温めること。
身体を温めてくれる
人参やごぼう、蓮根の根菜類をしっかり食べる。
油気は寒さから身体を守ってくれる
脂肪分ですね。
ぶりやたらの魚も脂が乗って来て美味しい時期です。
ぶり大根などの煮ものや鍋料理も温まりますね^^
四季に恵まれている日本
その季節ならではの食を楽しみ、
身体を整えていきたいですね。
さて、
今日はこれからの時期
美味しくなる鮭を使った石狩汁
をご紹介しますね。
熱と油気を盛って!
寒い日も健やかに美味しく
過ごしてくださいね。
石狩汁
【材料と作り方】
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味噌 60g
鮭 1切れ・・・ひと口大に切る
ごぼう 20g・・・斜め薄切り
人参 30g・・・半月切り
ねぎの白い部分 80g・・・2㎝長さ
じゃがいも 80g・・・ひと口大に切る
大根 100g・・・いちょう切り
白菜 100g・・・細切り
こんにゃく 50g・・・色紙切り
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水 3カップ
ねぎの青い部分・・・小口切り
1.鍋に図のように材料を重ね
分量内の水を
鮭がひたるくらいまで加えて
フタをして中火にかける。
2.沸騰したら弱火にし
野菜がやわらかくなれば
残りの水を加えて
味をととのえる。
【今日のポイント】
☆こんにゃくはしめじ、しいたけなどの
きのこ類に置きかえても
美味しいですよ^^