スポーツドリンクの過剰摂取による害
1・糖分の過多による不調
2.水毒
についてお話ししました。
↓ 過去記事はこちら
スポーツドリンクを日常的に飲むのは
よくないことが分かったけれども
熱中症はやっぱり心配
どうしたらいいの?という方へ。
熱中症対策で気を付けたいことを
お伝えしますね。
《 熱中症対策で気を付けたいこと》
1.こまめな水分補給
水分=水のこと。
喉がかわいたと感じた時は身体のミネラルが失われて
バランスが崩れている状態です。
喉がかわく前にこまめな水分補給をおススメします。
2.飲み物、食べ物は常温に近いものを摂る。
暑いと冷たいものが欲しくなりますが、
冷たすぎるものを食べると胃腸が冷えて
消化酵素がしっかりと働いてくれません。
結果、食べたものの吸収効率が下がり、
体力の消耗につながります。
最近コンビニエンスストアで見かける
キンキンに凍らせたスポーツドリンク。
これは疲労感を増して、胃腸を疲れさせるだけなので
運動中の飲み物には適しません。
食べ物、飲み物は体温プラスマイナス20度の範囲内のものを
おススメします。
3.朝食に味噌汁を飲む。
塩分が気になるという理由から、
特に高齢者の味噌汁離れが増えています。
高齢者の熱中症も増加していますね。
「朝の味噌汁は医者いらず」という言葉があるように
味噌汁にはミネラル、たんぱく質、塩分が豊富に含まれています。
具だくさんのお味噌汁を飲むようにしてください。
4.梅干しを食べる。
梅干しの塩分とクエン酸が熱中症や夏バテを防止してくれます。
朝食に1個食べたり、お弁当に入れるなどして摂るようにしてください。
はちみつやその他の甘味料を使っている一口でパクッと食べられるような
美味しい梅干しはダメですよ。
昔ながらの青梅と塩のみで作られている梅干しを食べてくださいね。
私が真夏も炎天下で一日野球練習をする息子たちに
実践している《熱中症対策》は上の4つですが、
その他日常生活では
〇十分に睡眠をとる
にも気を付けています。
自分で体温調節が出来る身体を整えるため
〇日常生活でもしっかり汗をかく
冷房のもとでばかり過ごさない
ということも大切ですね。
運動最中にスポーツドリンクをがぶがぶ飲むのではなく
運動の前後に滋養のある食事をしっかり摂り、
こまめな水分補給を心がけることが
本当の熱中症対策になるのです。