(前回までの話)
一つのものを食べ続ける
または
抽出した成分を食べ続ける
という食べ方は様々な健康障害を引き起こす
可能性があります。
その大豆の食べ方、身体に合っていますか?
その大豆の食べ方、身体に合っていますか②?
その大豆の食べ方、身体に合っていますか③?
では、
世界中の様々な食べ物を万遍なく食べるの?
という声が聞こえてきそうですが、
そこは身土不二に照らし合わせて考えてくださいね。
(過去記事はこちら↓)
身土不二について
私たちの身体に必要なもの、
いくら食べてもしっかりと消化吸収してくれるものは
私たちの身体が知っています。
ここで
身体の声を聞ける耳を持つこと
が大切になってくるのです。
そして、私たち日本人の身体に合った
毎日食べ続けても安心なものがあるのですよ。
それが
ごはんと味噌汁。
弥生時代から続く米を食べる食習慣。
大豆を消化しやすく発酵させた味噌の味噌汁。
味噌の歴史は1000年以上になります。
私たち日本人は
1000年以上にわたり食べ続けることで、
身体の中にそれを消化吸収するための内臓と消化酵素
を築きあげてきました。
ごはんと味噌汁は
陰陽の観点でも「中庸」(ちゅうよう)であり、
身体の軸を作り、バランスを取ってくれる食べ物。
栄養素からみても
ごはんと味噌汁の組み合わせは
9種類の必須アミノ酸を全て満たすゴールデンコンビ。
(過去記事はこちら↓)
ごはんと味噌汁のゴールデンコンビには納得のワケがある
これらを食生活の中心において
季節ごとの副食を楽しむことが
無理なく持続できる本当の健康法。
スーパーフードと言われる
新しい食材が次々と掘り起こされ日本へ入ってきますが、
それらは栄養素と効能に注目したもの。
私は食の歴史の方を重視したいと思っています。
ミクロの視点でなくマクロの視点で。
大きな時間の流れと大自然に身を委ねる大らかな姿勢が
健康を育んでくれると考えています。
日本が誇るスーパーフードは
日本の自然環境と歴史の中で育まれてきた
ごはんと味噌汁
なのです。