つい甘いものに手が伸びる。
疲れた日のチョコ。
子どものおやつ。
頑張った日のスイーツ。
そんな毎日の中で、「砂糖は体に悪いらしい」「甘いものをやめた方がいいのかな」そう感じたことはありませんか。
けれど一方で、甘いものを減らそうとして、ごはんや芋まで避けてしまう人もいます。
本当に問題なのは、「糖質そのもの」なのでしょうか。
この記事では、
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日本人は昔、どんな甘さを食べていたのか
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なぜ今、甘いものをやめられない人が増えているのか
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砂糖との付き合い方
を、日本の食文化と食べ方の視点から考えていきます。
なぜ今、「甘いものをやめたい人」が増えているのか

「砂糖は体に悪い。」そんな言葉を、聞く機会が増えました。
最近では、「四毒」という考え方から、甘いものを減らす人も増えています。
子どものアレルギー。
便秘。
慢性的な疲れ。
肌荒れ。
そんな不調をきっかけに、食事を見直す人も少なくありません。
実際に、甘いものを減らしたことで、体調の変化を感じる人がいるのも事実です。
けれど一方で、「やめたいのに、やめられない。」そんな声も多くあります。
疲れた日のチョコ。
頑張った日のスイーツ。
気づけば、甘いものが“息抜き”になっている。
さらに現代は、飲み物、お菓子、調味料、加工食品というように、気づかないうちに、強い甘さが暮らしの中に入り込んでいます。
だからこそ、「意志が弱いからやめられない」ではなく、“毎日、何を食べているのか”を見ることが大切なのだと思います。
四毒で「砂糖抜き」をする人が増えている
最近では、「四毒」という考え方から、砂糖を減らす人も増えています。
四毒とは、
・小麦
・甘いもの
・油
・乳製品
を見直す考え方です。
子どものアレルギー、便秘、慢性的な疲れ、肌荒れ、そんな不調をきっかけに、食事を見直す人も少なくありません。実際に、甘いものを減らしたことで、体調の変化を感じる人がいるのも事実です。
ただ、大切なのは、「悪いから抜く」ではなく、“なぜ負担になることがあるのか”を知ることだと思います。
甘いものをやめられない人が多い理由
一方で、甘いものを控えたいと思いながらも、なかなかやめられない人が多いのも事実です。これは、ストレスや疲れを感じた時に甘いものが心の拠り所となることや、家事や育児の合間につい手が伸びてしまう生活習慣が関係しています。
そして現代は、
飲み物。
お菓子。
加工食品。
気づかないうちに、強い甘さが生活の中に入り込んでいます。
さらに、朝はパンだけ。昼は麺だけ。食事が単品になり、主食や野菜が不足すると、体は手軽なエネルギーを求めやすくなります。
だからこそ、「意志が弱いからやめられない」ではなく、“毎日、どんな食事をしているのか”を見ることが大切なのです。
日本人は、昔からこんなに砂糖を食べていたのか

日本の食卓に甘いものが当たり前のように並ぶようになったのは、実は近年のことです。現代ではスーパーやコンビニで手軽に甘いお菓子や飲み物が手に入りますが、昔の日本人が口にしていた甘さは、今とは大きく異なっていました。
甘さは、もっと特別なものでした。そして、日本人は、砂糖だけに頼らない“甘み”とも付き合ってきたのです。
砂糖は、もともと“日常食”ではなかった
江戸時代以前の日本では、砂糖はとても貴重なものでした。今のように、毎日たっぷり使う調味料ではありません。
一般の家庭では、大切に使われる高級品でした。
祝い事。
来客。
季節の行事。
砂糖は、“ハレの日”に使われることが多かったのです。
だからこそ、甘いお菓子や料理が、毎日のように食卓に並ぶものではありませんでした。日々の暮らしの中では、必要な時に、少しずつ使う。そんな距離感だったのです。
日本人の甘みは、穀物や野菜から生まれていた
昔の日本人にとって、「甘い=砂糖」ではありませんでした。
ごはんを噛んだ時の甘み。
玉ねぎやかぼちゃを煮た時の甘み。
さつまいもや大根のじんわりとした甘さ。
そんな、穀物や野菜が持つ自然な甘みが、日々の食卓にありました。
煮物の甘みも、素材から引き出す。それが、日本の料理の知恵でもあったのです。
強い甘さではなく、素材の甘さを味わう。そんな食文化が、日本人の体を支えてきました。
糖質は、本来体に必要なエネルギー源
最近は、「糖質=悪」というイメージを持つ人も増えています。
けれど、本来、糖質は体や脳を動かすために必要なエネルギー源です。
子どもが元気に遊ぶ。
仕事をする。
家事をする。
そのためにも、体はエネルギーを必要としています。
だからこそ、問題なのは、「糖質そのもの」ではありません。ごはんや芋まで避けることではなく、どんな甘さを、どれくらい、どう取り入れているのか。そこを見ることが大切なのだと思います。
昔の日本人は、穀物や野菜の甘みを活かしながら、必要なエネルギーを補ってきました。その視点は、今の食卓を見直すヒントになるのかもしれません。
問題なのは「糖質」ではなく、“甘さの偏り”かもしれない

実際に見直すべきは、私たちの日常にあふれる加工された甘さとの距離感です。
甘い飲み物やお菓子など、手軽に摂れる強い甘みばかりを選んでしまうことで、味覚や体調のバランスが崩れやすくなります。「甘いものを減らす=糖質をすべて断つ」ではなく、どのような甘さとどう付き合うかを見直すことが、家族の健康や続けやすい食生活につながります。
「甘いもの」を抜くため、ごはんや芋まで避けていないか
ダイエットや健康志向から「甘いものをやめたい」と思ったとき、真っ先にお菓子や砂糖だけでなく、ごはんや芋、根菜など自然な甘みを持つ食材まで避けてしまうケースがよく見られます。けれど、これらは本来、体や脳を動かすための大切なエネルギー源です。
このような糖質まで減らしてしまうと、かえってバランスを欠いて、体が手軽な甘さを求めやすくなることもあります。
実際、「ごはんだけでもいい」と考え直した家庭では、子どもの食へのストレスが減り、少しずつ食べられるものが増えていったという声も少なくありません。
本来見直したいのは、加工された甘さとの付き合い方
本当に見直したいのは、ジュースや市販のお菓子、加工食品に増えた“強い甘さ”との付き合い方です。加工された甘さに慣れると、ごはんの甘み。玉ねぎやかぼちゃの甘み。そんな、素材の自然な甘さが感じにくくなることがあります。
けれど、野菜をじっくり煮る。穀物の甘みを味わう。そんな食べ方に戻していくと、「こんなに甘かったんだ」と感じる人も少なくありません。
甘味料に頼ることだけが、甘さではありません。加工された甘さとの距離を見直し、素材の甘みを食卓に戻していくこと。
それが、甘さとの付き合い方を整える第一歩なのだと思います。
重ね煮アカデミーが考える“甘さとの付き合い方”

重ね煮アカデミーでは、甘さを「避けるべきもの」として一方的に排除するのではなく、素材本来の甘みを活かしながら、日々の食事の中で調和させる考え方を大切にしています。
甘いものを我慢する。
無理に禁止する。
それだけでは、長く続きません。大切なのは、“どんな甘さを、どう取り入れるのか”。
ここでは、重ね煮アカデミーが大切にしている、甘さとの付き合い方をお伝えします。
自然な甘みを引き出す食べ方を大切にする
重ね煮アカデミーでは、「甘さを足す」よりも、素材が持つ甘みを引き出すことを大切にしています。
じゃがいも、かぼちゃ、人参、トマトや大根。旬の野菜には、本来、その季節ならではの甘みがあります。
だからこそ、
・旬の食材を使う。
・皮をむきすぎない。
・アクを抜かない。
素材を丸ごと活かす日本の食の知恵を大切にしています。
野菜は、扱い方によって、味も変わります。甘味料に頼る前に、まずは素材の力を活かす。それが、重ね煮アカデミーが考える“甘さとの付き合い方”です。
食事全体のバランスを意識する
甘いものを減らそうと思うと、「何を食べないか」に意識が向きがちです。
けれど、本当に整えたいのは、毎日の食事です。ごはんと汁物、野菜や魚。そんな、食卓の土台です。
朝はパンだけ。
昼は麺だけ。
食事が単品になる。
というように、主食や野菜が不足すると、体は手軽な甘さを求めやすくなることがあります。
だからこそ、まずは、基本の食事を整えること。
実際に、ごはんと汁物の食事を続ける中で、「お菓子が前ほど欲しくなくなった」そう感じる方も少なくありません。
甘いものを我慢する前に、まずは食事の土台を作ることが、甘さとの付き合い方を変える第一歩になるのだと思います。
甘いものを楽しむタイミングを工夫する
重ね煮アカデミーでは、甘いものを完全に禁止する考え方ではありません。
疲れた時。
イライラした時。
口が寂しい時。
そんな時ほど、強い甘さを求めやすくなります。
一方で、ごはん、汁物、野菜や魚というように毎日の食事が整ってくると、「毎日どうしても甘いものが欲しい」という感覚が、少しずつ落ち着いてくる方もいます。その上で、甘いものは、“楽しみ”として味わえばいいと思うのです。
大切な人と一緒に食べるお菓子。
季節の和菓子。
特別な日のデザート。
そういう時間まで、否定する必要はありません。
ただ、ストレス発散や、空腹をごまかすためだけの甘さにならないこと。甘いものをゼロにすることではなく、“甘さに振り回されない食べ方”を知ること。
それが、重ね煮アカデミーが考える“甘さとの付き合い方”です。
まとめ|問題なのは「砂糖そのもの」だけではない
「甘いものは悪。」そう考えて、砂糖だけでなく、ごはんや芋まで避けてしまう人もいます。けれど、本当に見直したいのは、“どんな甘さを、どう取り入れているのか”なのだと思います。
昔の日本人にも、甘さはありました。けれどそれは、ごはん、野菜というように素材から生まれる甘みでした。
だからこそ、甘いものを完全に排除することではなく、
素材の甘みを活かすこと。
ごはんと汁物で、食事の土台を作ること。
そんな、日本人の体に馴染んできた食べ方に目を向けることが、甘さとの付き合い方を整える第一歩になるのだと思います。
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