今回はこんなご質問をいただきました。
重ね煮は、小麦粉、砂糖、乳製品、植物性油を使わない「4毒抜き」で調理できますか?
このご質問について解説しながら、重ね煮の魅力を伝えたいと思います。
4毒って何?
4毒とは、下記の4つの食材をさける食事法を指します。
小麦粉
砂糖
乳製品
植物性油
体質改善を目的に、医師が提唱し、実践する方も増えています。
結論から言うと、重ね煮は「4毒抜き」にとても向いています
重ね煮は、4つの食材を使わなくてもおいしく調理できます。
そもそも、重ね煮の基本的な考え方では、小麦粉や砂糖、乳製品、油は多用しません。
その理由は、「カラダに馴染む食材を使うこと」を大切にしているからです。
4つの食材を「毒」とは捉えないことが重要
でも、ここで注意していただきたいのは、これらの食材を「毒」として極端に避けてしてしまうのは、行き過ぎだということ。
食材はその地域の気候や文化に根ざしてきた大切なものです。
たとえば…
・小麦や乳製品は乾燥地域の人々にとって、命を支える食材
・砂糖は日本でも大切にされてきた貴重品
・植物性油はオリーブ油のように地中海の地域で自然に根づいている食材
問題なのは「食材そのもの」ではなく、余分に「摂りすぎ」や「依存」にあります。
現代の食生活が不調の原因に
手軽な食品や加工品には、驚くほど多くの小麦粉・砂糖・乳製品・油が含まれています。
これがカラダに負担をかけ、不調や病気の原因になるのです。
重ね煮は、そんな問題を解決するひとつの方法です。
重ね煮が「4毒に頼らない食事」をサポートする理由
重ね煮の調理法は、野菜の甘みや旨みを最大限に引き出すことに特化しています。
砂糖を使わなくても甘い
油を使わなくてもコクがある
自然な食材の力を引き出すため、小麦粉や砂糖に頼らない食生活が自然に身につくのです。
けれども、体質が改善する理由はそれだけではありません。
重ね煮アカデミーの生徒さんが、体調不良や花粉症、アトピーなどから解放されるのは、単に4毒を抜いたからではありません。
それは、「食べ方を根本から見直す」からです。
米や豆類を中心に、動物性食品や野菜の陰陽バランスを考えた調理法を学ぶことで、毎日の食事を整え、体が内側から変わっていくのです。
「4毒抜き」はひとつのきっかけ、でも窮屈に感じませんか?
4毒を意識するのは、食生活を見直す良いスタートです。
ただ、もしもそれが「我慢や制限」に感じられるようなら、続けるのは難しいかもしれません。
重ね煮アカデミーが大切にしていること
私たちが重視しているのは、「制限」ではなく「選択の自由」です。
自然の力を味方につければ、小麦粉や砂糖、過度な油に頼らなくても満足できる食事が実現します。
・無理なく続けられる
・心から美味しいと感じられる
・食べることが楽しくなる
これが、重ね煮の魅力です。
今が重ね煮を始めるチャンス
もしも今、4毒を意識した食事をされているなら、重ね煮を始めるには最適なタイミングです。
「自然な食事って楽しい!」と感じていただける未来が、きっと待っています。
4毒抜きがきっかけで、重ね煮を楽しんでいただけると嬉しいです!