重ね煮コラム

菜食や糖質制限、グルテンフリーでは「健康」を作れない理由

こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。

 

本当に様々な健康法があり、
増え続けているなぁと感じています。

 

 

そんな中でもよく聞くのは
お肉や魚を食べないようにしています!
という菜食だったり、
(宗教上の理由がある方は除きます。
目的が違いますから。)

 

砂糖などの甘いものだけでなく
ごはんや麺類などの糖質を
極力摂らない糖質制限、

 

小麦粉製品を全てやめる
グルテンフリー、など。

 

 

 

これらの健康法、
5年以上続けているという人に
私はまだ出会ったことがありません。

 

 

その理由としては
改善しなかった
苦行で続けられなかった、、、
などでしょうか。

 

 

対して、私の重ね煮歴は22年です。
(自慢笑)

 

 

 

 

健康を作るためには
食べるものだけに注目するのでなく
食べ方が大切です。

 

 

 

何をどんな比率で食べるのか
ということ。

 

 

これを食性(しょくせい)と言います。

 

 

 

 

健康とは
私たちヒトが本来備え持っている
免疫力や自然治癒力を
しっかりと発揮すること、

 

そのための
食べ物の比率が食性です。

 

 

 

食性は《歯の構造》を見れば
分かります。

 

 

 

私たち生き物の歯には、 
長年にわたる食の歴史が刻まれています。 

 

 

 

歯の構造から
「何を食べるべきなのか」
が分かるのです。 
(すごいですよねーーーー。)

 

 

ヒトは、犬歯、臼歯、切歯
持っています。 

 

それぞれの歯には
しっかりとした役割があるのです。

 

20本の臼歯
→米、大豆の穀物をすりつぶす 

8本の切歯
→野菜、海草類をかみ切る    

 
4本の犬歯
→魚、肉をかみちぎる 

 

 

20:8:4

つまり    

================

穀物(米、大豆):野菜 、海草類:魚、 肉を
5:2:1の割合。

================

 

この比率が
ヒトの生理に最も合った食べ方であり
本来持っている
自然治癒力、免疫力を
十分に発揮できる食べ方の比率
なのです。 

 

 

献立の組み合わせで言えば
こんな感じですね。

 

 

さて、冒頭に戻りますが、

現代は
菜食だから
お肉は食べずにごはんと野菜だけ
野菜は素揚げや天ぷらで食べる!

 

または

糖質制限しているけど
お肉はがっつりたっぷり食べる!

 

または

グルテンフリーだから
小麦粉だけを制限する!

という極端な健康法をする方が
増えています。

 

 

お分かりでしょうが
《5:2:1》じゃないですよね???

 

 

 

実はこの食性は
本当に、本当に、本当に大切です!!!

 

 

食性を大きく外れてしまうと
本来備え持っている
消化能力や免疫力だけでなく
生き物としての力も
発揮できなくなってしまうのです。

 

 

 

ヒトだけでなく
生き物全てに共通なこと。

 

 

 

 

例えば、牛。

 

丈夫な臼歯と4つの胃袋を持ち 
固い草をよく噛んでから
胃袋を通してゆっくり消化して
食べる牛ですが
肉骨粉を餌として与えられました。

 

 

結果は、、、

ご存じの狂牛病です。

 

 

 

私たちは
目先の問題に対して
目に見える結果を追い求めがち。

 

 

だから
バランスを崩した
ストイックにも思える食べ方が
良いようにも思ってしまいます。

 

 

 

私たちが《ヒトとしての食性を守る》ことは
自然治癒力や免疫力を
発揮するためには大切なこと。

 

 

そしてもうひとつ。

 

食物連鎖の頂点にいるのはヒト
《ヒトとしての食性を守る》ことで
生物同士の共存にも繋がっていくと思うのです。

 

 

 

最後はちょっと広い話になりました。

もし今やっている健康法があれば
食性の観点からどうなのか?
少し考えてみてくださいね。

 

 

生徒さんの喜びの声をご紹介します

2024/12/20

子供の蕁麻疹が1年間ゼロに!食卓に笑顔が増えました。【重ね煮アカデミー応用科生徒さんのお声】

A.Kさん(新潟県在住) 5年生と4歳のお子さんのママ 重ね煮アカデミーで学ぶ前は何に悩んでいましたか? 重ね煮アカデミーを学ぶきっかけは、息子の蕁麻疹、娘の皮膚疾患でした。 息子の蕁麻疹は年中さんの頃から出始めました。足や腕、時には背中全部や胸からお腹にかけてびっしり出るくらい痒そうで見てても辛かったです。 原因が分からず、相談できそうなところに話しても「和食中心の食事を心掛けて」と言われるくらい。どう作っていいか分からず迷うばかりでした。 そして娘は1歳の頃から顔のほっぺが赤くただれたり湿疹が出ててき ...

続きを見る

2024/11/18

娘のアトピー改善と体力アップ!体調不良で休むことがなくなりました。【重ね煮アカデミー養生科生徒さんのお声】

Y.Fさん(東京都在住) 重ね煮アカデミーで学ぶ前は何に悩んでいましたか? 本当に身体にとって必要なお食事が知りたいと悩んでました。 小学校教育から始まる栄養の知識、ネット上の膨大な情報、 親から学んだ美味しく栄養があり身体によいというお食事への疑問。 これらが実際に生活するうえで、何が正解なのかわからなくなっておりました。   今までの知識によるお料理で育った娘は、身体も小さくあまり体力もありません。 アトピー体質、さらに胃腸が弱く、食べたいものは口当たりの良い物だけ。 「お腹がすいた」という ...

続きを見る

2024/11/11

家族揃って同じごはんを食べられる喜び―食物アレルギー対応の食卓がここまで変わった!【重ね煮アカデミー応用科生徒さんのお声】

Y.Iさん(長崎県在住) 4歳女の子のママ 重ね煮アカデミーで学ぶ前は何に悩んでいましたか? 乳小麦卵ごま・魚(魚種による)とアレルギーのある娘と同じ食卓を囲める料理を作れるようになりたい。と思っていました。 重ね煮アカデミーで学び、どんな変化がありましたか? ・アレルギーのある食べ物を使わなくても、レパートリーに富んだ料理が作れるようになった。 料理下手には変わりないし、段取りもうまくできる日のほうが少ないけど、手作りで味噌汁、おかず一〜ニ品(一品作って、残りを別日に)、ごはん(…炊飯器だし、精米もでき ...

続きを見る

2024/9/12

偏食、咳喘息、アトピー、蕁麻疹、、、不安が全てなくなりました!【重ね煮アカデミー応用科生徒さんのお声】

M.Sさん(静岡県在住) 3人のお子さん(6歳、2歳、0歳)のママ 重ね煮アカデミーで学ぶ前は何に悩んでいましたか? 子どもの偏食、咳喘息、アトピーがきっかけでした。 ・偏食…野菜が全く食べられない ・咳喘息…夜に咳が1時間以上続いて眠れない日が何日も続く ・アトピー…蕁麻疹がよく出る、幼稚園で毎年とびひになりプールに数回しか入れない 重ね煮アカデミーで学び、どんな変化がありましたか? ・偏食…少しずつ食べられる食材が増えてきた ・咳喘息…頻度が減り、長引かなくなった ・アトピー…蕁麻疹がほとんど出なくな ...

続きを見る

2024/8/16

SIBOの症状が格段に良くなりました!【重ね煮アカデミー基礎科生徒さんのお声】

H.Aさん(神奈川県在住) 2歳の男の子のママ 重ね煮アカデミーで学ぶ前のお悩みは? 自分自身のSIBOと子どものアトピー性皮膚炎 重ね煮アカデミーで学んでどんな変化がありましたか? 子供のアトピー性皮膚炎は快方に向かっています。 SIBOの症状は格段に良くなりました。 はちみつ、ごぼう、玉ねぎを食べると特にお腹が張って苦しかったので養生科の初期の頃は避けていました。重ね煮を実践するなかで徐々に調子もよくなってきて、該当の材料がある場合はレシピより少なくして作ったり、試行錯誤をしてきました。基礎科の最後は ...

続きを見る

365日の重ね煮レターレシピ

梅醤200%活用術 PDF冊子無料プレゼント

7000名を超える全国のママさんが愛読中の無料メルマガ「365日の重ね煮レターレシピ」。
今ならご登録者全員に、忙しいママに嬉しいテキストをプレゼント!

詳しくはコチラ

この記事を書いた人
田島恵 重ね煮料理研究家/重ね煮アカデミー®代表

田島 恵
重ね煮料理研究家 / 重ね煮アカデミー®代表

鎌倉の重ね煮アカデミー®にて、野菜嫌いのお子さんやアレルギーのお子さんをお持ちのママ、料理が苦手なママに心身のバランスを整えるための知恵とレシピをお届けしています。

Copyright© 一般社団法人「日本重ね煮協会」 , 2024 All Rights Reserved.