こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
急に冷え込んできましたね。
私も朝晩のバロンの散歩に
フリースジャケットを着るようになりました。
掛け布団もタオルケットから
分厚いものに変更です。
こんな風に
私たちは暑い、寒いなど
気温の変化を感じると
肌の触れている部分を守ろうとして
身につけるもので調整します。
実は食べ物も同じなのです。
温度、湿度に合わせて
調整することで
冷えからの不調を防ぐことが
できます^^
今日はそんな冷えのお話です。
読者さんからの相談を
ご紹介しますね。
7歳の男の子のママ
Sさんです。
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私は冷えのぼせの症状があります。
この夏も
外では暑くてのぼせる。
屋内では今どこでも
エアコンがかかかっておりますが、
ただ寒いなというだけでなく、
今年は凍えるほどの冷えを感じる。
という毎日で常に辛い。
寝ても覚めても
リラックスできる時間が
ありませんでした。
そして、
9月に入った途端、
胃の不調と下痢が続きました。
夏バテかと思います。
今はやっと
腹部の症状は改善しましたが、
全身の冷えは続いています。
重ね煮で改善しますか?
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冷え、辛いですね。
靴下を履いても
洋服を重ねて着ても
解決しない冷え
身体の表面でなく
身体の内側が冷えているためです。
深部が変わらなければ
解決しないのです。
食で解決しようと考えると
一般的には
温めるものを食べよう
と根菜類や生姜を
すすめられますが、
重ね煮の場合はそうではありません。
なぜなら
気になるのは
冷えのぼせの症状です。
冷えのぼせとは
上半身と下半身の
体感温度の違いから生まれます。
つまり
上半身は火照っていて暑い
けれども
下半身はとても冷えている
というように
同じ身体なのに
体感が違うのです。
原因としては
私たちが
身体を極端に冷やすものと
極端に締めて温めるもの
ばかりを摂り
中庸のものを食べないことで
起きてきます。
つまり
極端に冷やすもの
生野菜や甘いもの、ビール
極端に温めるもの
肉や塩辛いもの
が食の中心になると
栄養素的には足りていても
身体の陰陽バランスが
取れなくなってくるのです。
身体はシーソーのようなもの。
常に大きく揺れていると
バランスを崩してしまいます。
少し時間がかかるかもしれません。
けれども
中庸の重ね煮を
毎日1品いただくこと。
そうすることで
シーソーの真ん中の土台が
しっかり出来上がり
揺れが次第に小さくなってきますよ。
私たちの不調は
極端なことをしたり
極端なものを食べることから
起きることが多いです。
1日1品の重ね煮を
取り入れてみてくださいね。
参考になれば幸いです。