こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
今日はメルマガ読者さんから
いただいた質問にお答えします。
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重ね煮お味噌汁を作ったら、
ちゃんと素材の味がして、
だしを入れなくても、
すごく美味しかったです。
1つ質問ですが、
味噌は煮立てず最後に入れた方がいい
と聞きますが、
重ね煮の作り方だと始めから入れるので
少し煮てしまう気がするのですが、
この点はどうなのでしょうか?
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ありがとうございます。
よくいただくご質問です。
重ね煮味噌汁は、
陰性の食材から
陽性の食材までを重ねて、
さらに上に味噌をのせて
火にかけます。
今までとは異なるので
不思議に思われて
当然だと思います。
重ね煮は、
鍋の中の食材を
「調和」させる
ことを大切にしています。
調和の味は
ほんのり甘みを感じるまるい味。
調和させるためには、
鍋の中で対流を起こしたいので
味噌は最初から重ねておく
必要があります。
サバの味噌煮、味噌煮込みにも
使われるように
味噌には火を通すことで
食材をやわらかく仕上げる
効果もありますね。
重ね煮においては
味噌も食材のひとつです^^
実際に
野菜だけを重ね煮してから
味噌を入れる方法
を試してみた熱心な生徒さんが
いらっしゃいます。
感想は
「全然味が違いました!
最初から味噌を入れた方が
断然美味しかったです。」
と言われています。
味噌を煮立たせない方が良いのは
味噌の風味をしっかり味わいたい
場合かもしれませんね。
どんな風に味わいたいか
によって
味噌の扱い方も
変わってきますね。
これまでココに引っかかって
作っていなかったという方
だまされたと思って(笑)
味噌まで重ねてみてください。
新たな発見に
感動していただけると
思います^^
ふんわり感動の美味しさですよ。