こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
子供の集中力が続かない・・・
やる気がない・・・
そのお悩み、実はおやつが関係しているかもしれません。
今日は、お子さんの集中力がないとお悩みのママへ、集中力を高めるおやつのポイントをお伝えします。
おやつ=お菓子になっている場合は要注意!
お子さんのおやつにどんなものを用意していますか?
スナック菓子、チョコレート、ドーナツ、クッキー、ジュース・・・など、子供の好きなお菓子ばかりをあげていませんか?
もしそうだとすると、そのおやつ選びが子供の集中力に影響を与えているかもしれません。
先ほど例に挙げたようなお菓子は、脳のエネルギー源となる糖分を補給してくれるので、一時的に疲れが取れたり、集中力が高まったように感じるかもしれません。実際、「チョコレートが脳に効く!」「チョコレートで勉強がはかどる!」という情報を耳にすることもあります。
ですが、これはあくまで一時的な効果。
おやつにお菓子をあげることは、結果的に子供の集中力を低下させてしまうのです。
どういうことなのか、理由を見ていきましょう。
お菓子の糖分では
集中力を高めることができない理由
先ほど、お菓子の効果はあくまで一時的なもの、と書きました。
どういうことかというと、チョコレートなどの甘いお菓子やジュースを飲むと血糖値が急上昇し、集中力や気分が快復したと感じます。
ですが、血糖値を急にあげた反動で、その後血糖値は急降下。その結果、疲れやすくなったり、集中力が低下したりしてしまうのです。
また、毎日お菓子を食べるということは、この血糖値の急上昇・急降下が毎日起きるということ。それにより血糖値が不安定になることで、長期的な視点でも、勉強面、そして精神面にも、マイナスの影響を与えてしまうのです。
集中力を高める上で大切なことは、血糖値がただ上がるだけでなく、血糖値が安定していること。ゆっくりと継続的に脳に糖分を供給することが重要です。
では、ゆっくりと継続的に脳に糖分を供給してくれる、集中力を高めるおやつとは、具体的にどんなものなのでしょうか?
集中力を高めるおやつのポイントは
おやつ=軽い食事と捉えること
集中力を高めるおやつとは何か?と考える前に、まずは、子供にとってのおやつとは本来どういうものなのかを見ていきましょう。
胃腸が未発達な子供は一度にたくさんの量を食べることができないため、昼食と夕食の間に4回食として、おやつが必要になります。なので、おやつ=お菓子ではなく、おやつ=軽い食事と捉えましょう。
この前提でおやつとしてあげたいものはこちら。
おにぎり
です。
お腹を満たしてくれるおにぎり。ですが、
実は、集中力を左右する血糖値の観点でもおすすめなのです。
なぜなら、おにぎりはお菓子に比べて消化に時間がかかるので、血糖値をなだらかに上げてくれてくれるからです。雑穀ごはんや分づき米で作ったおにぎりなら、血糖値を上げにくくする食物繊維が豊富に含まれているので、よりおすすめですよ^^
また、毎日おにぎりだと子供が飽きるかもしれない、という場合には、これから旬を迎えるさつまいもを使ったふかし芋や焼き芋もバリエーションに加えてみてください。腹持ちの良さはもちろん、さつまいもにも食物繊維がたっぷり含まれていますよ^^
いかがでしたか?
子供にとっておやつ≠お菓子、おやつ=軽い食事です。このポイントを押さえることが、栄養面だけでなく、実は子供の集中力を高めることにもつながるのです。これまで市販の甘いお菓子のおやつが多かったというママも、簡単にできるおにぎりなら、取り入れやすいですよね^^ぜひ試してみてくださいね!
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