梅雨まっただ中。雨続きのじめじめした毎日です。
梅雨は喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が悪化しやすくなります。また、食欲不振やだるさ、下痢やむくみも起きやすい時期です。
その理由と摂り過ぎに気をつけたい2つの食材についてお伝えします。
梅雨にアレルギーが悪化する理由
私たちの体は多くの水分で成り立っているので、湿度が高くなると外だけでなく、体内にもじめじめがこもります。
体内の水分調整が上手くいかないと、喘息やアトピー、鼻炎などのアレルギーの悪化だけでなく、体がだるい、食欲不振、下痢、むくみ、神経痛などが起きやすくなるのです。古傷が痛むと言われるのもその場所に体内の水分が停滞してしまうためです。
梅雨を元気に過ごすためには色々な食材をプラスするよりもマイナスする方が効果的で簡単です。
食べ過ぎに気をつけたい2つの食材ー牛乳と小麦ー
梅雨の時期、食べ過ぎに気をつけたい2つの食材があります。それは牛乳(乳製品)と小麦(小麦粉製品)です。
その理由は食材の特性にあります。
牛乳(乳製品)や小麦を食生活の中心としている国の代表格はモンゴル。モンゴル以外でも乳製品や小麦を食べる民族は乾燥地帯に住む人たちです。
つまり、牛乳(乳製品)や小麦は乾燥地帯に暮らす人々の身体と喉を潤すもの。湿潤地帯の日本に暮らす私たちが摂りすぎると身体の中に湿を貯めやすくなり、特に梅雨時には水分を排出しにくくなるのです。
梅雨時に不調を感じる方はこの2つの食材を減らすと症状が軽くなる事が多いです。
日本人の体質に合わないことは牛乳アレルギー、小麦アレルギーの人が多いということからも立証済みだと思いますが、アレルギーでない人にとっても食べ過ぎは禁物。嗜好品として楽しむのがいいように思います。
梅雨を元気に過ごすためにたった2つの食材の摂り方に気をつけてみてくださいね。