頭痛
疲労感
集中力の欠如
肌荒れ
生理痛
胃が痛い
腹痛、下痢
微熱が続く
手足のむくみ
肩こり
夏でも手足が冷たい
お腹が冷たい
これらの症状につながる
冷えの改善に生姜はいいの?!
冷え症と聞くとショウガという人が
多いと思います。
食べるとすぐに体がカ~ッと熱くなるので、
そのように感じますよね。
実際のところ、生姜は冷えの改善に効くのでしょうか?
陰陽の観点でみると実は
生姜は陰性の食材。
つまり、身体を冷やすものになります。
生姜などのスパイス類を多用する国は
インドなど南の方の暑い国。
また生姜の性質的にも寒いところが苦手で、
寒い地域では栽培できないようです。
暑い国の人たちが摂ることで
発汗を促し、体温を下げる働きをするのが
生姜などのスパイス類
なのです。
生姜の効能は
血流の促進
殺菌作用
消化促進作用
食欲増進作用
血流促進作用というのは、血の流れを良くして発汗を促し
(→食べるとか~っ!と暑くなる感じ)
汗をかいた後に体温を下げる働きのこと。
風邪に生姜湯といいますが
タイミングを間違えずに飲むことで効果を発揮してくれます。
ゾクゾク寒気がしていて体温がこれから上がりそうな時、ではなく
体温が上がりきった時に飲むと
全身からの発汗を促してくれて、解熱を助けてくれます。
以前、
同居しているお義母さんが冷え性なので
紅茶やお茶に毎日生姜をすって入れてあげているという方がいました。
生の生姜は発汗作用がより強いので、冷えがひどくなってしまいます。
また生姜は刺激物なので、摂り過ぎると胃の粘膜を荒らします。
「生の生姜より乾燥生姜が身体を温める」
という説もありましたが、
実際には身体の深部の温度はそれほど上がらないようです。
結局、冷え改善におすすめしたいのは
今ある症状は食習慣、生活習慣が絡み合って起きていること。
改善を一つの食材に頼るのでなく
症状を起こしていると思われる習慣を減らしてみましょう。
食習慣であれば、
例えば身体を冷やす食べ物である
冷たいもの、コーヒー、砂糖、スイーツ
辛いもの、パン、パスタなどの小麦粉製品
を減らすことから。
目に見えて結果が出ると思いますよ。