「重ね煮レターレシピ」読者さんから
嬉しいメッセージをいただきました。
炒り玄米入りご飯を食べた息子が
「このご飯美味しい!
何もかけなくてもご飯だけで食べれる!」
と喜んで食べてくれました。
重ね煮は油を使わないせいか、
食べた後も胃が軽くスッキリしています。
ありがとうございます!
重ね煮は油を使わないせいか、
食べた後も胃が軽くスッキリしています。
まさに!その通りです。
私の場合、学生の頃から外食をした後の
どーんとした胃の重みが
気になっていました。
単に食べ過ぎだろうと
やり過ごしていましたのですが、
大学に入って、
外で食事をする機会が増えると
その症状がさらに強く出るようになりました。
帰りの電車で何度か途中下車することも
あったくらいです。
重ね煮を取り入れるようになり、
胃の重みから解放され、
ようやくあの気持ち悪さは油のせいだったと
気がつきました。
油の代謝能力はアルコール同様、
人によって異なります。
けれども、民族的にみると
日本人の油の代謝能力は一般に
アメリカや中国、イタリアに比べると
低いです。
というのは、
海、川に恵まれた日本は水文化。
油で炒めるよりも「煮る、ゆでる」という調理を
して来ました。
反対に良い水に恵まれない中国の場合
「炒める」という調理の油文化が
発展しました。
良質でない水の匂いを消すために
香辛料を多用した料理が
確立したようです。
先祖代々から続く食文化が
私たちの身体の代謝能力や
消化器官、消化酵素に
しっかりと受け継がれてきています。
水文化の日本人には
油を多用した料理は
身体の負担になることが
多いのです。
良質の油を摂りましょう
と一般的に言われ、
積極的に摂ってきた方も
多いと思います。
一時期オリーブ油健康法が
流行りましたが、いつのまにか消えましたね。
ココナッツオイルブームも消えました。
続く亜麻仁油、消えかけています。
結局は合わない、
どこかで無理して食べていた
ということだと思います。
とはいっても、
油は摂らないとダメでしょ?
という声が聞こえそうですが
私たちは魚、肉を食べますね。
胡麻、米、大豆も食べますね。
その中にも十分脂肪酸は含まれています。
ごはん、味噌汁、魚、野菜など
穀菜魚食の日本が誇るスーパーフードで
必要な脂肪酸も十分に補えるのです。
現代は摂らないよりも摂り過ぎの害の方が
大きくなっています。
お肉大好きな人が、
お肉と生野菜サラダにドレッシングをかけて食べる
という陰陽両極端の食事は、完全に油過多。
重ねて言いますが、
日本人には油の多量摂取は負担です。
ここを忘れてしまいがちなのですが、
油文化の国に生まれた人とは
もともとの油の代謝能力が違うのです。
重ね煮健康料理を続けて取り入れると
胃スッキリ!
身体スッキリ!
が実感できるのですよ。