こんにちは。
「台所は家庭の薬箱」
重ね煮アカデミー 田島恵です。
重ね煮アカデミーの体験クラスで
ママから次のご感想をいただきました。
"グルテンフリーだから
米粉が良いのではない!と
気づき、納得しました。"
今、世の中には
グルテンフリー表示や
米粉を使った製品が
増え続けています。
グルテンフリー
国産米粉使用
の言葉を目にすると
良い商品のように
感じますよね。
特に
小麦アレルギーがあると
米粉使用のパンなら
食べて大丈夫だと
思ってしまいます。
実は
お米由来であっても
米粉はかつてのものと
形を変えています。
ここが問題です。
かつては
お米由来の粉は
上新粉や白玉粉という
粒の大きい粉でした。
そして私たちは
お団子やおまんじゅうの
おやつとして食べていました。
けれども今、
米粉は
麺やマカロニ、パンの
主食として食べられることが
増えてきています。
そして、
さらさら食感を目指して
どんどん改良され
微粒子になってきています。
微粒子の問題点は
口から入っても
腸にたどり着く前に
体内に吸収されることが多いのです。
私たちの腸内の細菌は
食物繊維をエサにすることで
元気に活動します。
米粉と油を使った
パンや麺類を主食にしていると、
食物繊維は腸へ届かず
油が届く、、、
こんな状態を作ってしまうのです。
腸内細菌が元気に活動できる
環境ではないことが
分かりますよね?
ですから
グルテンフリーだから、
米粉使用だから安心!
ではないのです。
意識したいのは、
私たち日本人は
お米という
「粒を食べる民族」ということです。
今もし、
アレルギーや腸の不調に困っていたら
毎日の主食を見直してみてください。
粉を食べる頻度を
減らしていきたいですね。
参考になれば幸いです。