こんにちは^^
田島恵です。
週末は久しぶりに
気持ちのいいお天気でしたね。
朝夕の風の涼しさ、
気温は高くともカラッしている日中、
季節が確実に
夏から秋へ切り替わったことを感じます。
ベタベタしていたお肌も
少しカサつき始める時期です。
これは肌だけでなく
身体の内側でも起きているのです。
秋バテ
ここ数年
耳にすることが多くなりました。
症状としては
・食欲がない
・胃もたれを感じる
・なんとなくだるい
・疲れやすい
・肩がこる
・朝がスッキリ起きられない
というようないわゆる未病の症状。
原因はひとつ。
季節の変化に
身体が追いつけないため
なのです。
つまり、
季節は秋へと向かっているのに
身体はまだ夏のまま、
秋支度が出来ていない状況。
もっと分かりやすく言うと、
衣替えの時期が来ているのに
素足にサンダル
ノースリーブにショートパンツで
ぶるっと震えが来ている
これと同じことが身体の内側でも
起きているのです。
季節に合わせた食材を選び、
季節に合わせた食べ方をすると
秋バテを防ぐことはモチロン
改善することもできるのです。
これを食養生と言います。
夏から秋へと
気温も湿度もグンと下がるこの時期
気を付けたいのは冷えと乾燥。
トマトやきゅうりの生野菜サラダを毎日食べていませんか?
氷を入れたジュース、アイスコーヒーを飲んでいませんか?
キンキンに冷えたビールをぐびっと飲んでいませんか?
果物たっぷりの朝ごはんを食べていませんか?
冷たい麺類を食べていませんか?
もし思い当たることがあれば
秋の食べ方にスイッチを
切り替えていってくださいね。
秋の食べ方って?
昔から
「秋は糖質を盛れ」
と言われています。
秋においしくなる食材といえば、
さつまいも、じゃがいも、
もう少しすれば
新米、新豆も出てきますね。
これらの糖質は
身体の内と外から乾燥を防いで
潤いを保ってくれます。
この時期
糖質制限ダイエットなんてしていたら
カサカサしちゃいます。
また、
陰陽の観点からみても
いも類、穀物は中庸のもの。
中庸の食材には
夏の暑さで疲れた身体を
癒してくれる力もあるのですよ。
そこで、
私がこの時期ぜひ食べていただきたいのは
我が家の定番メニューでもある
「秋の重ね煮味噌汁」。
ちょっと疲れているな、
食欲がないな、
と感じた時こそ食卓へ上げてくださいね。
すでにレターレシピでご紹介しておりますが、
レシピを探すのが面倒、
どこにあったっかしら、
と小声でつぶやいている方のため、
ここで改めてレシピをご紹介しますね。
秋の重ね煮味噌汁
【材料と作り方】
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味噌 60g
油揚げ 1/2枚…細切り
ごぼう 20g…ささがき
人参 25g…いちょう切り
たまねぎ 60g…うす切り
さつまいも 80g…半月切り
きのこ 60g…ほぐす
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水 3カップ
ねぎ 1本…小口切り
1.鍋に図の順に材料を重ね、
ひたひたの水を加えてフタをして
中火にかける。
2.湯気が出たら弱火にし、
野菜がやわらかくなれば、
残りの水を加えて味をととのえる。
3.器に盛り、ねぎを散らす。
☆さつまいもはかぼちゃやじゃがいもに
置きかえてもおいしくできます^^
季節の変わり目、
養生してお過ごしください。