こんにちは^^田島恵です。
秋は急にやってきますね。
朝晩
肌寒く感じられるようになりました。
冷えたなと感じる日には
とろみをつけた葛汁も
身体を内側から温めてくれるので
おススメですよ。
身体の内側からの衣替えも
意識して養生してくださいね。
さて、
重ね煮アカデミー体験クラス
全日程が終了しました。
ご参加くださった皆さま
ありがとうございました!
いただいたお声で
「なるほどー。」
と感じたものがありました。
野菜を万遍なく食べる
ってどういうことだと思いますか?
多種類の野菜を
食べられること
は重ね煮の魅力のひとつです。
こんなご感想をいただきました。
「野菜を赤、緑、黄色というように
色でなく
陰陽で見る
のが印象的でした。」
たしかに!と思いました。
そうなのです。
重ね煮においては
野菜を陰陽でとらえます。
例えば
重ね煮の味噌汁の場合
きのこ類や海藻
葉物
実物
いも類
根菜類
穀物
というように
少なくとも5種類以上の食材を
陰から陽の順に重ねます。
なので
旨み、甘みが引き出される。
そして
野菜を万遍なくいただくことが
できます。
栄養学的に見ると
陰性野菜は
カリウムが多い。
ビタミンが豊富。
陽性野菜は
ナトリウムが多い。
ミネラルが豊富。
私たちの身体は
カリウムとナトリウムが
バランスを取り合いながら
生命活動を行っています。
なので
ひとつ鍋の中で
陰性野菜から陽性野菜までを
調和させ中庸にすることは
単においしくなるだけでなく
身体を整えてくれるチカラも
兼ね揃えているのです。
反対に
野菜を色で見ると
一般的には6色と言われます。
赤(トマト、人参など)
黄(かぼちゃ、じゃがいもなど)
緑(ほうれん草、ブロッコリーなど)
紫(なす、さつまいもなど)
黒(ごぼう、海藻など)
白(大根、白菜など)
色とその性質に
関連性のないこれらを
万遍なく組み合わせるって
かなり難しい、、、
季節感のない組み合わせに
なりそうです。
私たちは
つい使いやすい野菜に
偏ってしまいがち。
そんな悩みが解決できて
手軽においしく作れる
食べられるのが
重ね煮なのです。
2018年度の体験クラスは終了しましたが
来月も再来月も
重ね煮を学ぶ機会はありますよ。
まずは来月
10月26日(木)
10月30日(火)
重ね煮コゼーワークショップ
を開催します。
詳細は次回のレターレシピで
お知らせしますね。
日程を開けて
お待ちください^^