野菜は農薬が気になるので、
野菜専用の洗浄剤で洗った方がいいですか?
よくいただく質問です。
結論から言うと
私は洗浄剤は使いません。
洗浄剤を使う理由として
最も多いのは
農薬やワックス除去のため
だと思います。
その視点からお伝えすると
使わない理由は3つ
1、農薬は水で流せる
ほとんどの農薬は水溶性です。
そのため、流水で30秒ほど洗うことで
スーパーの野菜であっても
9割が除去されると言われています。
2、野菜用洗浄剤の問題
脂溶性の農薬やワックスが心配
という方もいると思います。
脂溶性のものを落とすには
界面活性剤やアルカリ水が
必要になってきます。
油汚れのお掃除と同じ原理ですね。
農薬やワックスの除去だけが
目的であれば、
使っても良いかと思いますが、
(完全に落とせるのであればです)
私たちが野菜を食べるのは
自身のカラダのためです。
そうなると
洗浄剤に含まれる
界面活性剤の問題が残ります。
本来の目的とは
ズレてしまっています。
「いやいや、界面活性剤不使用の
洗浄剤がありますよ〜〜〜」
という声も聞こえました!笑。
はい、ありますね!
界面活性剤不要の洗浄剤
例えば、ホタテの貝殻を
原料とする天然由来の洗浄剤の
特徴は強アルカリ性であること。
強アルカリ性の水溶液とは
触れると皮膚が溶けるくらいの強さで
除菌やウィルス除去にも有効というもの。
その水溶液で
野菜や果物を洗うことで
農薬だけでなく
表面近くの旨みや成分も溶けてしまっている
可能性がとても大きいです。
(実際にトマトの表面が溶けて
水溶液の色が変化している
実験画像をよくお見かけしますね。)
3、信じていただく
農薬を気にするあまりに
安全性>>>>>おいしさ
になっていないでしょうか?
まずは、自分自身が
安心安全だと思える
野菜を手に入れましょう。
そのうえで
皮ごと調理するから
少ない調味料でもおいしくできる、
油や砂糖を使わなくても
おいしくできる、
皮ごと食べるから
食物繊維や微量栄養素まで
しっかり摂れて腸が元気になる、
体内の老廃物を
しっかり排泄してくれる、
そんな循環が生み出せると
思っています。
それは根拠が薄い、、、
と思うでしょうか?
実は、薬には3割ほどに
「プラセボ効果」があると
言われています。
インチキという意味ではなく
それくらいに
《ココロとカラダは
ふか〜く繋がっている》
ということです。
信じられないからと
見えないものに対する不安を
払拭する方法を
模索するよりも
自分自身が「大丈夫!」
「おいしそう!」と
思える野菜を手に入れる。
↓
無駄なく調理する。
↓
おいしくいただく。
そんな毎日の暮らしが
健康を、豊かさを生み出すと
考えています。